通常、イギリス人の子供が代理母契約によって産まれた場合は、イギリス各地の家庭裁判所にてこのparental orderの審理が行われているようです。
が、今年に限ってはウクライナ案件は全てこのロンドンの王立裁判所内にある家裁がすべて担当とのこと。
おそらくですが、戦時下で場合によっては赤ちゃんの出生に関する公的書類の入手がウクライナ国内で難しいことも十分考えられるので、イレギュラー案件として一括して取りまとめているんだと思います。
家庭訪問は、女性の担当官が1人、我が家にやってきました。
すんごいかしこまった感じで厳しくチェックされるのかと思いきや、結構若い女子(30代前半かな)がコンバース履いて登場し、路駐したんだけどあそこ停めたらまずいかな?みたいな会話から始まり終始リラックスしていました。
結局、ちょっとなら平気っしょってことで車は動かさずw
聞かなければいけない質問集を持っていてその通りに質問されていきました。
彼女もざっくり私たちの情報は持っているので、そこに補足する感じで。
○ウクライナ入りはどんなスケジュールだったの?
レンタカー止められたって聞いたけど。
○娘の名前の由来は?
○日本との今後の関わり方は?
○どうやって、いつ娘に告知する?
告知については色々アドバイスをもらいました。
いきなり改めてって話すとすごく大それた事なんだって驚くかもしれないから、あくまで自然に伝える方がいいと思う。
例えばだけど、娘誕生物語〜みたいに写真とか使って冊子作ったりするとわかりやすいと思う。
夫が代理母で産まれた子って虐められたりするのかな〜って聞いたら
なんか虐めって、この国では人と違う事が原因になるというよりは、弱みとかコンプレックスを持っているとそこにつけこまれやすいというかターゲットにされやすい気がするのね。
隙があると狙われるというかね。
だから、代理母で産まれた事を本人自身が誇りに思えるように伝えてあげたらいいと思う。
そしたらむしろIT’S COOLってなるかもよ⁈
おお。そうきたか
日本だったら代理母ってイケてるじゃん!な発想には絶対ならない気がする。
Parental Order の根幹である子供にとっての最善の利益(Best Interest)を追求するためには、両親が代理母契約をどう捉えているかが重要みたい。
以前彼女が聞いた話だと、
とある依頼者夫婦は代理母契約を恥ずべきもの、隠したいものと捉えていて、女性はお腹にクッションを入れて自分が妊娠して出産したというシナリオを作って周囲を欺いていたそうです。
結果この夫婦はParental Orderが許可されなかったそうです。。
その後、控訴したのかどうかは不明。
まーうちらは全然恥ずかしいなんて思っていないし完全オープンにしているのでこの点は問題ないと思うけど。
私のヨガの先生も知っているし、かかりつけ医の私を担当したナースも知っている。なんなら会ったこともない義姉の職場の人も知っているし、義母の馬🐎友達(義母は馬を所有している)も知っているw
もはや変えようのない自分の出生がネガティブなものと本人が悟ってしまったら、将来的にその子の自己肯定感とか性格に大きく影響するのは容易に考えられることで。
別に代理母じゃなくて普通の出生でもさ、母親/父親が相手の悪口言っていたりよく思っていなかったりするのは子供には絶対に知られちゃいけないと思う。
子供は両方の遺伝子🧬を引き継いでいるわけだから。自分の半分は一番近くにいる人が否定している相手なんだって知ったら悲しいよね。
話逸れたけど、この辺の話をいかに説くか、親としては最重要ミッションだと思うわ。
では次回は当日の話に戻ります。
茹でズッキーニを輪切りで出したらこうなったw
上のやつ器用ね