ペットのがん治療 犬の細胞免疫療法
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犬の細胞免疫療法をやっている動物病院はどこにあるのか?

トムズどうぶつ病院は獣医再生医療研究会

http://vrma.jp/

に所属しています。

この会に所属している動物病院の特徴は、ガンという

病気と闘うための手段として細胞免疫療法を応用している

ともいえます。外科や化学療法も疎かにするわけでなく、

飼い主さまとともに柔軟にガンとの闘いを挑んでいる

わけです。


まだまだ飼い主様のお近くに病院がないかもしれませんが

治療は日帰りで可能ですし、治療自体ペットにはストレスが

かかりません。

またこの治療法を行うには病院内に設備は無論、細胞を

生成するために獣医師の技量が必要となります。


まだまだ細胞免疫療法は一般的に認知されて

いるところまで至っていませんが、進化はしていくと

思います。









犬のガンだけでない細胞免疫療法の応用

われわれは細胞免疫療法をガンの治療やQOLの維持

だけでなく、その他の病気にも応用ができるのでは

ないかと考えています。

たとえば・・・・・・・・・


理論的にはウイルス性の病気などに効果があると

思います。


しかしながら細胞免疫療法の欠点の一つが


費用


です。



人間の細胞免疫療法は健康保険が適用できません。

また生命保険も適用できない自由診療扱いです。

ワンクール200万円くらいしてしまいます・・・・。

でもお金でガンの苦痛を和らげたり、限られた

時間を穏やかに過ごす手段として、お金に

替えられないという患者さんやご家族が沢山

います。

保険が適応になれば・・・・・・・。


ペット医療自体自由診療ですので、免疫療法も

自由診療です。


細胞免疫療法の場合、抗体をコーティングする

培地というものが非常に高価なものになります。


治療費用等今当院でHPをリニューアルしており

改めて表記いたします。



がんの告知

われわれの3人に一人ががんになるということを

前にもお話したと思います。

そんなこともあり、人間の医療でも医師が

「あなたはがんです」

ということがごく自然になっているそうです。

一昔前ですと、本人には内緒で、家族をそっと呼び

「実は・・・」

なんて感じでした。


告知することは義務ではありませんが、がんと立ち向かうことは

ある程度自覚は必要ではあります。ただ医師も仕事慣れで

「あんたガンだよ」っていうのはかなり非情ではあります。


われわれの世界では、ペットがガンになってしまった場合、

告知するのは飼い主様に対してです。


ちょっと待てよ・・・・・・・・・・


よく考えるとわれわれも安易にがん告知する医師と

紙一重の部分があります。

自分の家族が「ガン」といわれればそれはショックです。

ペットは人間以上にガンの種類が沢山あります。

当然本人(ペット)はガンといわれても理解はできません。

その分安易に飼い主さんに「この子はガンで・・・」

と言い易いと勘違いしがちです。


自分の家族がガンで壮絶な闘病をし、それを見ていたにも

係わらず私もついつい安易になることがあるかもしれない・


反省ですね。












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