2022年3月23日に「孫娘たちの旅立ちその2」
https://ameblo.jp/tomslab/entry-12733463600.html?frm=theme
でお知らせしました様に、ある会社の社長さんからハイパーソニック・スピーカー・システムのオーダーが入り、DA502+RP082+HM120のシステムを納入しました。その目的は、ハイパーソニック・スピーカー・システムを工場の会議室にセッティングし、会議の前に静かな音楽を流し、脳を活性化させて積極性や協調性等を向上させる目的とのことでした。


 

その会社は、高知県南国市にある坂本技研。
社長の了解を頂きましたので、その全貌を報告いたします。

 

坂本技研は、同時5軸マシニングセンタで加工された羽根車などの流体装置部品や、高品質が要求される精密部品の製作を行っている会社で、ファインバブル発生器の開発・製造で一躍有名になった会社です。

坂本技研HP↓

 

 

     

 

工場に入ってまず驚いたのが、金属加工工場につきものの加工途中の製品の散乱や、加工くずなどのごみが床などに見当たらないこと。見たこともない様な大型の工作機械が整然と設置され、ピカピカ光っている金属加工製品も整然と保管されている。金属切削加工による加工くずも丁寧にかごに入れられた状態で保管されている。金属3Dプリンタなどの特殊な機械が設置されている部屋なども見せていただいたが、どの部屋もチリ一つない。私も今まで沢山の工場を見学させていただいているが、ここまで整理整頓が行き届いている工場は初めてだ。

 

ハイパーソニック・スピーカー・システムが設置されている会議室に案内していただいた。何と、50人程度の大きな会議室の前方にしっかりと設置されている。

 

早速、お好みのSACDでクラシック曲を再生してくれた。会議室全体に快い音が広がっている。社長曰く、「このスピーカーで音楽を再生すると、会議室の奥の方でも十分な音量で聴くことができる」とのこと。これは、スピーカーからの直接音よりも前後左右に放射された音が壁や天井からの間接音として聴こえる、無指向性スピーカー特有の効果であることを伝えた。

 

 

 

現状のHypersonic Speaker System 接続図

 

現在、音源としてはクラッシックのSACDを使用しているが、通常のCDでもハイパーソニックで聴ける様に、CDプレヤーとアンプの間にFidelixのHarmonator SH-20Kを追加することをお勧めした。

SH-20Kは入力信号に含まれる5kHz~20kHzの高音に対応して20kHz以上の疑似信号を発生させて自然楽器程度の割合で追加する機器で、原音の音質を損ねないで高周波非可聴音を追加できる。

これにより、通常のCD、つまり社員の要望に応える色々なジャンルの曲もハイパーソニック・サウンドで聴く事が出来るようになる。

 

また、スマートホンとブルーツース接続して、簡単にお好みの音楽を再生したいとのご要望に応えるために、QUICCOSOUNDのOKARA oh.1をシステムに追加することを提案した。

 

更に、社長室でもブルーツース再生できる簡単なシステムが欲しいとのご要望を頂き、Tom's labのPottery Vase Bluetooth Omnidirectional Speaker PV031BSをお勧めすることにした。PV031BSについては以下のブログを参照。
https://ameblo.jp/tomslab/entry-12802312250.html

 

下の写真は、「ブルーツースで音楽を楽しんでいる社長」を想像し、社長室の写真にPV031BSの画像を重ねたものです。