我が家の4Way speaker system用に、

オーダーメイドのマルチアンプシステムとして適正化した

デジタル・マルチ・アンプDA504MとDP504Mが

メインシステムに昇格してから1年が経った。

DA504MとDP504Mは、

Tom's labの超解像度再生デジタルアンプDA502の

発展型プリアンプシート1枚とパワーアンプシート4枚を使用している。

 

TRILOGY ★ CHICK COREA TRIO


友人のSさんが「このCD、最近聴いたCDの中でもトップクラスのいい録音だよ」

と言ってTom's lab試聴室に持ってきてくれた。

Chick Corea - Piano

Christian McBride - Bass

Brian Blade - Drums

によるコンサートライブ録音の3部作だ。

 

Sさん曰く、

「ヤマハのピアノがあんなにいい音で録音されているのを初めて聴いた」
 

まずはDisc 1のSpain。

 

素晴らしい!

演奏が素晴らしいのは分かっていたが、

何より各楽器の情報量がすごい!


Sさんが「自宅の4Way speaker systemでも聴いてみて」と

CDを貸してくれた。


最近、自宅ではじっくり聴く時間が取れなかったが、

とりあえず、Disc 1のMy Foolish HeatとSpainの2曲を聴いた。


素晴らしい!
めちゃくちゃいい録音、且つ素晴らしい演奏!
つい、興奮してSさんにメールしちゃいました。
「CD、もう少し貸しておいてください」

 

 

3部作全ての曲を聴いて、

解像度の高い音で音楽を聴くことによる

興奮度や音楽の理解度が上がることを改めて体感し納得した。


端的に言って、

楽器音の立ち上がりがピシっと決まっていて気持ちいい。

これはこのスピーカーシステムのミッドウーファー以上の

発音位置を合わせていることと、

アンプの解像度によるものと確信する。


ただし、ドラムスとお客さんの声や拍手については、

実際のライブ会場とは違うと思われる多少の違和感があった。


それは、ドラムスの各楽器

(タムタム、クラッシュシンバル、ライドシンバル、スネア、ハイハット等)

の定位がピシッと決まっているが、

各楽器間の距離が広すぎる。

つまり左側のクラッシュシンバルから右側のハイハットまで

3m位あるように聴こえる。

CDのマスタリング時に、各楽器を左右いっぱいに振りすぎかも。


また、お客さんの声や拍手についても、

一つ一つの音がクリアに聴こえるのはいいとして、

お客さんの座っている位置が私の周りではなく、

演奏者の向こう側に居る。

これについては、マスタリング時に調整が出来たかもしれないが・・・


まあ、これも超解像度のなせる業で、

超気持ちいいのではあるが・・・