ヤマハグループ報『PASSION』2020年10月号のLegacy of Innovationに、オーデオマニアにはたまらない情報・・・なんと、スピーカーの名器NS-1000Mの開発ストーリーが「妥協なき理想音の追求」という表題で掲載さていました。
記事の内容は、開発の流れや技術的な情報に留まらず、一般的には知られていない人間的な葛藤や部門間の心理戦など、正に開発秘話そのものです。
この記事は我々往年のオーディオマニアにとって、素晴らしい内容の読物なので、何とかヤマハグループの人以外にも伝えらえないかと、この記事をTom's blogに掲載し、Facebookで拡散したいとヤマハの広報部門にお願いしたところ、「部門及び、登場いただいた皆様全員の許諾がとれました」とのことで許可が下りました。
以下、ヤマハグループ報『PASSION』2020年10月号から転載
第1章 ナチュラルサウンドスピーカー誕生
第2章 高みを目指して
第3章 新素材ベリリウムへの挑戦
第4章 「紙」と「水」を究める
最終章 「世界標準」NS-10Mに継承されたもの
中田社長コメント
NSシリーズ製品史
仲村昭さんにはTom's brainの一人としてTom's labのスピーカー開発に尽力いただき、特に試聴評価では仲村さんの耳の良さが大活躍しました。正にTom's labにおける「妥協なき理想音の追及」が実践されました。本ブログの「Tom’s brain の紹介」の中でNa氏として紹介させていただいています。
最後のページに中田社長のコメントが掲載されています。
大学生だった中田青年は、アルバイトで貯めたお金を握りしめて秋葉原に向かい、念願のNS-10Mを手に入れることが出来た。その経緯が、ブログ投稿者である私自信の事の様に思わせるほど、実にリアルに表現されています。