先日、e-onkyo musicより「ユーミンの40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」[Remastered 2019]のハイレゾデータが配信となり、

早速Tom's labの試聴室にてじじい達による

「ハイレゾ・ユーミン・無指向性・スピーカー・コンサート」が行われた。

 

ユーミンの曲は、じじい達が社会人に成りたての頃、

心の環境音楽として体の中に染み付いている音楽である。

 

コンサート前のようかんもぐもぐタイム


 

例によってメンバーは、以下のretiree3名と私(Tom)。
・毎日自転車で町中を散策しニュースな事象を皆に報告してくれる

“チャリ徘徊じいさん”のAさん。
・愛犬の召使いを務める傍ら、庭の草花の育成に余念のない

“街の花咲かじいさん”のYさん。
・アジアの寺院とおやじギャグをこよなく愛する

“ダジャレ大好きアジアンじいさん”のNさん。

 

今回のコンサートで使用した無指向性・スピーカー・システムは

Tom's lab RP123


 

更に、今回はTom's labにて開発中の

DIGITAL INTEGRATED AMPLIFIER DA502のバラック試作品

による超Hi-Fi再生となった。

( DA502の開発秘話については後日投稿する予定)


いつものように、ハイレゾデータをAudioGate 4で読み込み、

松任谷由美で検索し、好みの曲を再生。

再生曲
・恋人がサンタクロース
・時をかける少女
・埠頭を渡る風
・ノーサイド
・リフレインが叫んでる
・春よ、来い
・BLIZZARD


とここまで聴いて、じじい達のリクエストを聞いてみると、

皆さん「中央フリーウェイ」と答えた。


ところが、AudioGate 4の画面上にはこの曲が出ていない。


それでは、と言うことで、

YoutubeからRegendary Vocalsのアカペラの曲
・Bridge Over Troubled Water
・Scarborough Fair
・Yesterday
・I Will Be Here
と、
奇跡の歌声を持つ少年に、全米が感動「You Raise Me Up」
を聴いた。

 

余談
実は、じじい達が聴きたかった曲は松任谷由美ではなく荒井由美の曲。


後で分かったが、

ファイル上ではすべての曲が松任谷由美のフォルダー内にあったので、

AudioGate 4で松任谷由美で検索したが、

AudioGate 4では、曲データに付随するメタデータを読み込み、

Artistとして荒井由美の曲は荒井由美で登録されていた。


次の日その事が判明し、

Tom's labの試聴室で一人で荒井由美の曲をしんみりと聴いた。


・やさしさに包まれたなら
・卒業写真
・ルージュの伝言
・ベルベット・イースター
・12月の雨
・あの日にかえりたい
・海を見ていた午後
・中央フリーウェイ
・14番目の月
・翳りゆく部屋
そして、
・ひこうき雲


どれも懐かしい。

リマスター版なので若干昔聴いた印象とは違う部分も有りそうだ。

流石ハイレゾという音に蘇っている曲もあるが、

中には残念ながらハイレゾになったとはいえ、

音のグレード(あえて「音質」とは言わない)は昔とさほど変わらない曲もある様だ。

特にボーカルのイコライジングやリバーブ等が昔のままの曲が多い。

更にはボーカルの音量が曲によってまちまち。

 

音としては少し期待外れな印象だったが、

音楽としては、

まぎれも無く「青春の後ろ姿」を思い出させる曲たちだった。

 

2019/10/27追記

Tom's blogに投稿した次の日の早朝、ユーミンの歌について頭をよぎった事があったので、以下をblogに追記した。
もし、ユーミンの歌を美空ひばりの歌唱力で歌っていたなら、

確かに芸術的な評価やレコードの売り上げ枚数も上がっていただろう。
しかし、ユーミンのあの地味な(失礼)歌声だったからこそ、自然に口ずさむことが出来るのかもしれない。

 

美空ひばりで「ひこうき雲」を妄想してみた。
「白い坂道が~♪」 うん、美空ひばりが微笑みながら歌っている。
「空に憧れて~♪」 よしよし、こぶしも効いている。

 

それでは、綾戸智恵で妄想してみよう。
「Only you~♪」 ちゃうちゃう。
しろい~・・・」ウーン、中々妄想出来ない。
そうか、CHIE AYADOは日本語の歌は歌っていなかったんだ。道理で妄想できないはずだ。
ちゃんちゃん。