高専とは、「高等専門学校」の略称で、5年制の高等教育機関です。卒業時に準学士を授与されます。

高等教育機関の在学生なので、15歳から「生徒」ではなく「学生」と呼ばれます。

 

高専は、外国にはあまりない学校なので、知名度も少ないのかもしれません。

「工業高等専門学校」「商船高等専門学校」などがあり、電気、機械、情報、建築や船舶などの技術系の学科に特化している学校です。

高専卒者が転職活動を行う際、求人情報を探すなど高卒者や大卒者と手法に変わりはありませんが、「転職活動のポイントとしては「転職先は同業種から選ぶこと」があげられます。

全く関連がない異業種への転職は、高卒者や大卒者に比べると相当難しいと考えられます。当然、給料などの労働条件は悪くなる傾向が強いといえます。

なぜならば、高専卒者は技術系の学習を受けてきていますので就職先も大部分が技術系のため、異業種への転職となると素人当然と見られるためです。

一方、同業種には強いため、キャリアアップをはかるのであれば同業種がおすすめといえます。

中小中堅企業によっては、上級管理職の高専卒生も散見されます。

 

今、中小中堅企業では、IT関連の情報学科、建築学科の高専卒者が人材不足で、特に、即戦力となる転職者が求められています。