朝お店のスタッフくんが、なぜか大きな金魚を三匹、ボールにいれて持っていました!

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なんでなんで?!

ベトナム語がうまく使えず理由を聞けずブタ

しかも、お店の近くの湖 Hồ Tây(ホー タイ)に放流するとのこと!

なぜ叫び

で、

「まゆもくる?」
って誘われたので、いってきました♪

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バイバイ大きな金魚たち!


スタッフの謎な行動に納得いかなかったけど、まあいっか。


しばらくして、みなさまのブログを拝見していたら…

今日1/23(旧暦12/23)は
Lễ ông Táo lên trời(レー オン タオ レン チョーイ)
=竈の神様が空に昇る日

詳細を調べてみたら…

ベトナムには中国起源の「竈(かまど)の神様伝説」というものがあり、この日に、その竈の神様が、魚(鯉)に乗って天界に昇り、今年あった悪い事を天に報告し、年が明ける前に戻ってくるそう。

その伝説の内容とは…

あるところに貧しい夫婦がおり、ある日ケンカし妻が家を出てしまいます。その後妻は再婚して幸せに暮らしておりました。一方夫は、後悔し妻を探しに行きますが、疲れ果て、偶然にも妻の再婚後の家に物乞いに入ります。元夫婦は抱き合って喜びます。そこへ再婚相手の夫が帰ってきて、妻は元夫を堆肥の為の藁の中に隠します。それを知らない現夫が、藁を燃やして肥料を作ろうとしました。元夫は、今出て行っては元妻が困ると思い、焼け死のうと決意。藁から出てこない元夫を思い、妻は燃え盛る藁の中に飛び込みました。それを見た現夫は、事情がわからずとも、妻が火に飛び込む後を追い、三人とも焼け死んでしまいした。愛の為に命を落とした三人を、天の神様が、台所と家庭を守る竈の神様としたのです。

完。

妻 Thị Nhi(ティ ニー)
元夫 Trong Cao(チョン カオ)
現夫 Pham Lang(ファム ラーン)


ということで、今日はその天に昇る竈の神様を見送る日だったのです天使

市場ではたくさん金魚が売られており、みんな飼って放流するそう。また、事前に、紙でできた靴と冠と魚を祭壇に飾っておき、燃やすという行事もあるそう。

そういえば!
スタッフくんも燃やしてたメラメラ

しかも、今日はいろんなところでみんなが何かを燃やしてたメラメラだから空がスモーキーでしたUFO


納得ビックリマーク

また一つ、勉強になりました本

ちゃっかりと、お魚放流に参加したから、わたしの悪い事も天の神様に届けてもらえるのでしょうか!?

来年は覚えておこう♡