ヨーロッパ人は固体?、日本人は液体? | モヤモヤにこそ鍵がある、モヤラボコーチ

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なりたい姿ベクトルコーチ

やまにし まりこです。

 

 10月12日のNHKTV 達人たちに出ていた

沢 則行さんの対談相手は演出家の

宮城 聰さん。

 

 その時に沢 則行さんが

ヨーロッパの人に良く言われてしまうことばが

印象的だった。

 

「ヨーロッパ人は固体

日本人は液体」

つまりヨーロッパ人は固体

個性のある塊であるが、

 

日本人は液体のように

どこにも溶け込んでしまうような

それこそ空気を読むような

ところがあると話が盛り上がっていた。

 

 もう羽田空港に降り立った時点で

すぐ感じるという。

 

わかるような気がする。

そうそう、良い点でもあり、

悪い点でもある。

 

宮城さんがそこで、話をしていた。

日本語には主語がないことで

同調圧力を強くしているような気がすると、、、。

 

そうそう私も感じていました。

主語がないから不特定多数が主語になり

その不確かな主語、見えない数の主語に

脅威を感じながら、生活しているのだ。

時に主語がないということは

眼にも見えない、はっきりしない「神」だったりに

堂々とすり替えることも可能だし(例えば戦争時)、

 

また時には

本当に「神」だったりするから、ややこしい。

 日本人はそこさえも忖度できるよう

仕込まれる、あるいは仕込まれてきたような

感触さえあるのだ。

 

沢さんはそこに

「だからいじめも起きやすい。」と語る。

 

沢 氏 曰く、、、

チェコでは、いじめにあった場合、

あきらかに子供が悪くても

子供の親は「自分の子は絶対悪くない!良い子だもん!」

と、信じ切って即、転校させるらしい。

 

話は戻って

「そうそう、それを読めないと

遅れていくよ」っていう

同調圧力。

 

宮城さんも、話していた。

 

例えば「水が飲みたいなあ、、、。」とつぶやけば

そばにいる人も飲みたくない?と聞いてはいないが

主語がないためにそこに同調圧力が起こってしまう

日本人の液体系のななじみ方、、、。

 

(ヨーロッパは岩や石の豊富な国、

日本はそういえば水が豊富な水の国だ。

そういったものに、影響されるよねー、絶対)

 

 ましてや「水」が主語になってしまっている、、、。

ヨーロッパも人類の始まりは封建社会だったけど、

日本は昔は、超封建社会だったのでは?と

言葉のこうした構造から感じてしまう。

 

私は日本の田舎に行けば行くほどに感じてしまう、

あるいは存在する(と、決めつけていますが (笑))

あるいはけっこう日本特有のこの同調圧力が、

「普通」とかが嫌いである。

苦手で、居づらい。

 

 この知らないうちにベターっとしてくる感じが

苦手なのだ。

 って、自分もしっかりそうやって生きている部分も

あるのですがね、一人の日本人として、、、。(笑)

 

 宮城さんも学校の中にある、

全体主義が嫌いだとお話だった。

私もです!!!!!と

握手をしたいくらいだった。

嬉しかった。

 結構そんな人、沢山いるんじゃないかなあー。

 

 どう感じても正解です!と先生ものたまひながら

感動するところを強要されるのが、

苦手だった、、、。

 

 私のこの生きづらさは、

コーチングでやっと中和しながら生きていられる!

と、感じている。

 

 私はコーチングに、

美しささえ感じるときがある。

 それは日本の合気道に

少し似ているからややこしいのだが、、、。(笑)

 

 読んでくださって、ありがとうございました。