「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらい
もたないでも、綺麗にすきとおった風を
たべ、桃いろのうつくしい朝の日光をの
むことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、ひ
どいぼろぼろの着物が、いちばんすばら
しいびろうどや羅紗(ラシャ)や、宝石い
りの着物に、かわっているのをたびたび
見ました。
わたくしは、そういうきれいなたべもの
や着物を好きです。」
*宮沢賢治の「注文の多い料理店」序文
より。
小さな両手に白虫をのせ、
土で汚れた指の上を見つめる子。
すきとおったほんとうのたべものに
白い小さな雪虫をのせた手の・・・
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