受付でもらった袋の中を見たら、見たことのないものが入っていた。Tシャツもないし、ひょっとしてこれが参加賞?

あとで分かったが、家畜を放牧するときに首につける「カウベル」で、海外のクロカンなどの応援でよく使われるらしい。20キロの部は最後の方なので、それまでカウベルを使って応援した。
市民ランナーが出られるのは5キロ、10キロ、20キロの部の3種目(他に小学生の1.5キロ、中学生、高校生の3キロがある)。そのうち最初に行われたのが5キロの部で、スタート前の様子がこれ。

どう見ても「はじめてのクロカン」という雰囲気ではない。ちょっと場違いな大会に来てしまったか。
その後、高校生男子の千葉県大会、中学生男女それぞれの全国大会もあって、これらはもちろんガチガチ。
経験上、複数の距離がある大会では、一番長い種目に速い人が集まるので、20キロの部はどうなってしまうのだろうと心配していたが、それまでの種目とは打って変わって、スタート地点がなんだか和んでいた(笑)。ほとんどが市民ランナーっぽい人たちで一安心。

コースは、横に広いスタート地点から150メートル走り、2425メートルの周回コースを8周し、最後に450メートル走ってゴールとなる。ほとんどが芝地で、一部ぬかるんでいるところがあるが、丸太を飛び越えたり、砂地を走ったりするようなところはなく、アップダウンもそれほどなくて全体的に走りやすそうだ。ただ、ロードとは勝手が違い、初めて走るコースでもあるので、タイムの目標は立てづらい。とりあえず、昨年の11月のハーフで走ったキロ4が目安。ここでキロ4で走れたら、11月から走力が伸びたことが確認できる。
タイム以外の目標としては、
1. 20キロの部の優勝者に2回は抜かれない。平地で20キロ走ったら、優勝者はキロ3、こっちはキロ4と考えると、2周のハンデ(8周 vs 6周)はいい線に思えた。実際には、スタート後の150メートルとゴール前の450メートルを合わせた600メートルは周回に含まれないので、自分に少し不利になる。
2. 10キロの部で、20キロの部の5分後にスタートする息子に抜かれない。だいたい1キロあたり30秒以上負けなければ抜かれない計算だ。
3. 女子1位になる。先日の若葉台では女子2位だったのでそのリベンジ。
1周目のペースは4分5秒。それなりに突っ込んだつもりだったがこれ以上は無理。このまま走ったらすぐにボロボロになりそうだ。ということで4分1桁のペースに目標を下方修正。
2周目からのペースは4分2秒、4分5秒とまずまずだが、余裕はない。
4周目の前半だったと思うが、息子に追い抜かれた。「しっかり」と後から声をかけたが、しっかりしないといけないのは自分の方だ。少し追いかけてみたがすぐに諦めた。
5周目だったか、後から来た人に話しかけられた。現在のフルのベストは3時間1分台で、3月にサブ3を狙っているとか。サブ3の先輩としては負けるわけには行かない。少し話した後、意識的にペースを上げた。
が、これがいけなかったのか、6周目に入り脇腹に激しい差し込みが来た。ちょっと頑張りすぎた。走るどころの騒ぎではなく、思いっきりペースダウン。これで先ほどの彼に抜かれ、「先輩」の敗戦が決まった。
7周目の途中で差し込みはなくなってきたが、苦しんでいる間に何人かに抜かれた。
8周目に入って少しすると、なんと、「女子の1位が入ってきました。」とのアナウンスが聞こえた。名前を聞いて納得。最近まで実業団に所属していたマラソンランナーだった。あまりにも速くて存在にさえ気付いていなかった。
残り1キロぐらいになったところで、ひとり抜いたが、今度は残り200メートルで抜き返されてしまった。でも、残り20メートルで再び抜き返し1時間23分44秒(平均ペースキロ4分11秒)でゴール。スタートからずっと辛かったが、最後は楽しい競り合いだった。でも、後でリザルトを見たら抜いたはずの人が25位で私は26位。同タイムながら負けていた。ここでまたまた逆転(笑)。

結果を振り返ると、まずキロ4の目標には遠く及ばなかった(●)。 20キロの部の優勝者(有名なトレイルランナーだそうだ)には1回抜かれただけで済んだ(○)。息子には抜かれた(●)。女子では2位だった(●)。ということで1勝3敗で負け越しに終わった。でも、天気がよくて気持ちよかったし(○)、東京マラソンに向けていいトレーニングになった(○)。それに、これまで20キロを走ったのは、2014年3月のよこはま月例の1回だけで、その時は1時間26分19秒だったから、今回は4年ぶりにPBを更新したことになる(○)。以上、4勝3敗で勝ち越し。めでたし、めでたし。
走り終わったところでポンチョをもらった。これが参加賞(完走証)だったようだ。

2週間後は東京マラソン。まだまだあがくぞ。



