宵の明星 | いつも眠い

お久しぶりです

ブログ全然書いてなくてすいません


読み返したら悪いもんじゃなかったんで

また書かなきゃなと


新しいものを作れてない状況に

ずっとしがらみを感じてました

ツイート1つするのに

「俺は何も成せてないのに、こんな事言っていいんかな」ってヒヨってた部分もありました


新しい音源がそろそろリリースされるので

これを機にいろいろ伝えられたらいいな



--------------キリトリ--------------



遡ること、2020年2月

ネグニンという音源をリリースして

ツアー初日、渋谷クアトロでの出来事でした


友達のバンドを見てる中

「宵の明星」っていうタイトルのEPを作ろうと

なぜか思いました

ほんとに、なんでだろうって感じなんだけど


あの日のドラマがそうさせた

今ではそう思う


そこから周る予定のツアーも

ウイルスのせいで全部中止になって

バンド生活ってよりかは生活自体が

丸々ひっくり返った1年半だった


けど、どれも無駄じゃなかった

喜びも悲しみも間違いなく力になってる


構想から完成までめちゃくちゃ時間がかかりました

時間をかけ過ぎたせいで

これでいいのか?を10万回くらい繰り返した気がする


いろんな物事をいろんな角度で見た、見てみた

試さずに批判してたアレもコレも先ずはやってみた

その結果、俺が感じたシンプルな答えは

「良いものは良い」だった


ソレは昔から気づいてた事だったけど

トライしてから言うソレとは意味が違かった


行動が伴ってないやつの言葉に説得力が感じないように

やってないとわからない、やらなきゃ気づかない事だらけだった


売れてるもんが良いとは言わないし

売れてないもんでも最高は存在する


大嫌いな東京の街にもたくさん行った

どうせお前らなんか って思ってたクラブでもたくさん遊んだ

そこには良い音楽がめちゃくちゃあった

良いやつがめちゃくちゃいた


何かを嫌う事で自分の何かが死んでることに気づいた


良いものは良い


誰の指標でもなく、世界の正解でもなく

俺が良いと感じたものはやっぱり良い


それでよかった、

最初からそれだけでよかったんだ


だいぶ遠回りをしたようにも感じるけど

そう思えた事がまた自分を成長させた


こういう事を言うのもなんだが

ウイルスが空けた期間は

俺には有難いことばかりだった


逃げ続けた問題、目を背けてた自分のこと

全部とは言えないけどあらかた向き合ってきた


そこに残ったのはカッコ悪い自分じゃなくて

世界最高の俺だけだった


自分をカッコ悪くしてたのは全部自分だった


たくさんのてめえを殺して

たくさんのてめえを抱きしめて


そうして一曲一曲、一歩一歩踏みしめて作ったEPです。


静けさみたいに

シンプレイ

月と太陽

くうもく

宵の明星


確実に僕を変えてくれた素晴らしい5曲

良いものは良い

それならこの音源は確実に良い

僕は、俺は、そう思う



--------------キリトリ--------------



きっと明日も明後日も

世界は何故だか暗いまま

この夜が明けたら

あの朝が終わったら


淡い期待もリアリティを纏うかも


渾身も渾身だけど

はじめの一歩だとも思ってる


10/6


間違いなく俺の世界はその日に変わる

君も一緒だったら、そんなに嬉しい事はない


俺はいつまで経っても俺のままだけど

いつまで経っても君の味方で在りたい



あまりにも横柄で、あまりにもおこがましくて

口にはめっぽう出せないが

つくづく思うことがある


俺が良いやつでよかったな、神様