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膀胱癌で膀胱全摘と告げられまして

2019年6月に膀胱癌が見つかり現在闘病中です。
膀胱全摘と診断されましたが、全摘を回避すべく足掻いております。
これまでの経緯を記録として残したいと思いブログを始めました。
少しでも同じような境遇の方々のお役に立てれば幸いです。

2019年7月30日(火)

 

 

この日はいよいよ二度目の手術(TUR-Bt)当日です。

 

朝6時に起床し体温、血圧などを測り病室で待機します。食事は出来ません。

 

一度体験済みとはいえやはり手術当日となると緊張します。そして緊張の理由は他にもう一つ。

 

なんと10時から浣腸をするのです。A病院では「大便は1日1回朝食後と決まっていて今朝もして来た」と言ったらそれでOKだったんですが、C病院では問答無用で浣腸なのです。

 

看護師が来てベッドに横向きに寝て尻を突き出すよう指示されます。恥ずかしいですが仕方ないので言われた通りにします。もうどうにでもな~れ~という心境です。

 

浣腸が終わると早速便意をもよおして来たのでトイレへ直行し無事に排便終了。心配のタネが一つ減って一安心。

 

手術着に着替え紙パンツを履いて弾性ストッキングを着用し11時から点滴、12時半から手術です。

 

 

 

 

今回は手術室まで点滴スタンドを押しながら歩いて移動です。

 

立会人は今回、母一人にお願いしました。立会人は別室で待機します。

 

手術室に到着すると主治医が待ち構えておりました。「よろしくお願いします」と一礼して手術台に乗ります。

 

広めの手術室に医師、看護師が5名ほどいたでしょうか。ベッドサイドモニターに繋がれて横向きなって背中を丸めて麻酔注射開始です。これが一番嫌かも。

 

麻酔が終わったらM字開脚のポーズで固定され、身体に冷たい物を当てられて麻酔が効いているか確認。

 

A病院ではこの後、両足がピクピク動かないかチェックされて追加のブロック注射のようなものを打たれたのですが今回それはありませんでした。

 

そのせいもあってか全体的にA病院よりもテンポが速いです。

 

 

 

 

「それでは始めます」と主治医が宣言して手術開始。

 

内視鏡を尿道に挿入されますが何も感じません。腹部の上にはカーテンが引かれているので手術の様子は私からは見えませんし、内視鏡の映像を映したモニターも私からは見えない位置にあります。

 

私はボーッと手術室の天井を眺めながら時々下腹部内が引っ張られるような感覚を感じていました。癌細胞を削り取っている時の感覚なのでしょう。A病院の時と同じです。

 

目を瞑っていたほうが楽な気もしますが、意識を失ったように見えて紛らわしいかと思ってずっと目を開いていました。

 

途中で一度、左足がピクッと動いて私は焦りました。こんな風に手術中に足が動いて膀胱に穴が開くケースもあるとA病院から事前に貰った説明書に書いてあったからです。

 

しかし医師達の様子に変化は無く普通に手術を続けていたので何も問題無かったのかと一安心。

 

手術は開始から約1時間で無事終了しました。

 

 

 

 

手術が終わると主治医が「○○さ~ん、これもう一度手術します」と一言。

 

私は「え? 今から? そんな訳ないか」と一瞬困惑しつつも「はい、分かりました」と答えました。

 

今回の手術では取り切れなかったのかも…と思いつつもそんな質問をする間もなく、私は病室のベッドに乗せられて6階の部屋まで運ばれて行きました。

 

左手には点滴、尿道にはカテーテルが入りチューブで尿バッグと繋がった状態ですが、A病院の時にあった膀胱洗浄用の生理食塩水はありません。

 

尿バッグに貯まった尿を見るとA病院の時よりもだいぶ薄いので、出血が少なくて生理食塩水が必要ないのかもしれません。

 

両足には術後血栓予防のためのフットポンプが付けられています。マッサージ器のような物ですがこれはA病院ではやりませんでした。

 

同じ手術でも病院によっていろいろ違うようです。麻酔が切れて足が動くようになったらフットポンプは外されます。

 

この日は食事は出来ず水しか口に出来ません。

 

 

 

 

今回で終わると思っていたのにもう1回手術とは意表を突かれました。

 

楽な手術とはいえさすがに3ヶ月連続となるとちょっと気が滅入ってきます。

 

でも仕方ない…頑張ろう。

 

あと1ヶ月もすればまた元気になってもう1回手術してもいいかって気分になるかもしれません。

 

喉元過ぎれば熱さを忘れるって言いますしね。