購入から結構時間過ぎてしまいましたが、Rider460の機能検証ライド行ってきました。
今回のライドの目的はいつもと同じくトリマ(ジオクエ)のポイ活。
指定された交番の写真を撮って送るクエストがあったので、途中で撮影のため寄り道する交番をコース上のPOI(Point of Interest)に見立てて、コースとPOIを設定し走ってみました。
自宅を出てまずは長尾街道を東に走り、いつものお地蔵さんで小休止。
Rider460でのナビ機能の検証が目的の一つですが、ここのお地蔵さん前の交差点が微妙にややこしくて、
①今自分が来た道。
②行く先の方向に向いている道だけど、今回は通らない。
③写真中央の道をまっすぐ進むと、R11およびR11バイパス方面に再合流(今回はこのコースじゃない)
④道の脇にある細道が斜度が緩く車通りが全くないので、最近このルート登るときは必ずこの道。
で、この丁字路+細道をRider460のナビがどのように表示してるかと言うと、
来た道①と行く先④は太線でルートとしてあらわされてるのはOK。
②も交差点に現れてる。
ただ③の情報がどこにもない。
今回は見知った道だからいいけど、初めて通る道で進行方向もわからない状態でナビだけ信用して走ってると、この表示だと絶対④じゃなく③の方向に行ってしまいそう。
あと走行中に気づいたのが、交差点スナップショットに現れる情報って、当然ながら私道レベルだと表示されない交差点とかも多い。
ルート自体は太線で出るし、曲がるポイントは事前に指示されるから、上記みたいな特別ややこしい交差点でない限りは大丈夫だと思うけど…。
星越峠の登り初めてクライムチャレンジの画面に自動で切り替わった。
Rider750にも単体の機能はあるけど(コースの途中で勝手に切り替わることはない)、情報があまり正確ではないんですよね。
峠の頂上までの距離や高度差の情報はとてもありがたいけど、実際の峠の頂上の少し手前で到達してることになってしまったりw
誤差レベルならいいけど、それ以上の開きがあると心が折れるなぁ。
福栄のコミュニティセンターを過ぎて、東へ少し行ったところの交差点のすぐ南にある交番が第一POI。
写真を撮って送るだけの簡単なお仕事。
ここから次の第二POIとなる小海派出所までは県道40号を道なりに走るだけ。
走行再開してすぐに画面を見ると、
画面上部に次のPOIまでの距離が表示されてます。
ブルベではこの表示を参考に次のPOIまでの距離を把握しつつ走ればいいと思ったんですが、実は落とし穴が。
POIを設定するためには、まず作成したコースをスマホのアプリ(Bryton Active)で読み込み、コースをターンバイターン形式に変換した後でないとPOIの情報を付加できません。
ただこのTBTコース情報と言うやつが曲者で、分岐の少ない田舎道を走ってるときは良いんですが、街道筋を走行中はTBTによって勝手に自転車向きのコースにアレンジされてしまうので、コースは道なりに走ってるだけなのに、コースガイドの表示は残り〇mで左折とか頻繁に出てくるため、その途中にPOIがあってもガイドにほとんど表示されないので、まず確実に見落とします。
今回はナビ画面の表示項目はデフォのままでスタートしてたため、画面下部の表示は走行時間と速度になってますが、ブルベでナビを使う基準で考えたら、次のPOIまでの距離を表示しておかないと、POIやPCの見落としになりますね。
2つ目のPOI(交番)で写真を撮って送ったあと、ふと前に流れてる川を挟んで反対側に桃が咲いてたのを発見。
この近くだと河津桜が多く咲いてるところもあるんですが、見ごろはもうちょっと先かな。
第3POIに着く直前にある、みんな大好きJTECTの工場。
光洋精工の時代はまだ高松市内にも会社と工場があったんですけどね。
鬼ベアリングとかここで作ってるかどうかは知りませんが。
このあと第3POIの交番で写真撮って、引田のセブンイレブンで補給休憩。
その途中で460のナビのもう一つの弱点が発覚。
内陸部から国道に合流するとき、その国道と並行して旧道が走ってるようなケースって多いと思うんです。
こんな感じ。
で、460のナビでその旧道の方を通るようにコースを引いてたとすると、平行に走ってる国道と旧道がごっちゃになってしまって、正確にどっちを走ればいいかわかりにくいんですね。
交差点スナップショットの分岐表示は自分が通る予定の箇所の表示のみで、通らない道(交差点)のスナップショットは出さないし、周辺(範囲)を詳細に表わしてるわけではないため仕方ないんですが。
これは地図の無い線図表示だけのナビの宿命みたいなもんですね。
あとはR11をひたすら西へ。
途中あと2か所ほど交番の撮影して、あとはいつも通り志度のフジで補給休憩。
予定では高松市内方面まで大回りして帰るつもりだったけど、R11をひたすら西向いて走るだけ=常時向かい風なんで、ぶっちゃけ飽きたw
と言うことでここからはショートカットして帰宅。
なんか460のアラ探しみたいな文章になってしまいましたが、実はメリットも十分すぎるくらいあるんですよ。
まずは画面サイズ。
やはりレイアウトの違いだけでなく、見やすさも750よりこちらの方が上に感じます。
そして予想通りバッテリーの持ちは750よりも格段に上。
今回程度の距離(時間で言えば5時間程度)のライドでも、750でナビを使用すると(3段階表示で)1メモリは確実に減ってるので、残量は60%台ということになりますが、
帰宅直後のバッテリー残量は82%
以前の410の使い始めの頃もバッテリーの心配って一度もしたことなかったんですが、そのころの感覚とほぼ同じですね。
しかも今回はナビの検証が主目的だったので、走行中の8割以上ナビ画面を表示していてこれなので、結構優秀。
写真でわかるように、保護ケースは追加購入しました。
そのせいかボタンのクリック感が鈍くなって、走行中の操作はちょっとやりにくいかも。
ただ、それ以外にも理由があり、まずグローブが冬用なので細かい操作は苦手なのと、あとハンドル上のライトの取付位置が、ステムのすぐ左に付けてるせいで、サイコン左側のボタン操作の邪魔になってるんです。
走行中は表示メニューの切り替え(左側)しか基本的に操作しないから、レイアウトを変えれば問題ないですね。
と言うことで、今回の課題となった点を修正し、もう一度くらいテストライドしておけばいいかな。
ちなみに今回はケイデンスセンサーは既存の方を使ったので、次回は新しいケイデンスセンサーとついでに心拍センサーもお試しする予定です。
ただ、そのうえで460を次のブルベに投入するか否かの判断が、今微妙に悩ましい状態なんですね。
15日(土)の予報は、やはり雨は不可避のようです。(15日を含めて前後数日間雨予報)
となると、たとえ200㎞でも走行中の充電が不可避の750を使うよりは、恐らく充電無しでも走り切れるであろう460でスタートする方が雨による漏電リスクは回避できます。
(ついでに言えばタッチパネルでもないため、雨滴による誤動作の心配もない)
岡山~尾道間ということで、一部は昨春に走ってるコースと被ってるところもありますが、初見のコースを460のナビで問題なく走れるかは少々不安。
もっとも雨のブルベの備えとなるとサイコンだけでは済まないので、他にも考えたり準備しないといけないものもまだまだありますが…
それにしても、自分が雨男なのは自覚あるにしても、去年の7月のブルベではむしろ降ってほしいと思ってたときに降らないし、3月とかあまり長雨のイメージの無い季節に、ブルベの日を狙ったように雨になったりするかなぁ。













