おはようございます
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今日も静かに
一日が始まりました
ともぞー
です
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胸が張り裂けそうでした
父の延命治療は行わず
自然に任せる決断をしました
次は
その結果を
病院に伝えなくてはなりません
病院への連絡は
長男の私がする事となりました
やる事は
簡単です
病院に電話して
「自然に任せる事にしました」
と
伝えれば良いだけです
ーーーーー
でも
そんなに簡単じゃない
携帯を机の上に置いて
どれだけ時間が過ぎただろう
なかなか
電話が出来ません
ーーーーー
さらに
1時間ほど経ったでしょうか
ようやく携帯を手に取り
病院に電話をかけ
担当ドクターに繋いで貰いました
「方針は決まりましたか」
と
ドクターの声
私は一呼吸置いて
:
:
「はい」
:
:
:
「自然に任せる方向でお願いします」
胸が張り裂けそうでした
自分の口から
父の人生を終わらせるよう
ドクターに伝えたのです
もちろん
わかってます
わかっているんです
家族でも話し合って
「自然に任せようと」
みんなで決めた事
父には最善な選択なんだと
これは仕方がない事なんだと
でも
自分が最後の砦を
崩してしまったような
強い罪悪感
ーーーーーー
「わかりました」
ドクターは続けて
今後予想される事態を
説明してくれました
ーーーーーー
一通りのお話しが終わったので
電話を切ろうとします
でも
視界は滲んで
電話の切るボタンが良く見えません
:
手も小刻みの震えていました
ーーーーーーー
私は小さい頃
引っ込み思案で
いつも「メソメソ」
泣いているような子でした
父は昭和の頑固ジジイ
「男は泣くもんじゃない」
と
私は父から
いつも怒られていました
でもさ
:
:
今回だけは許してくれ
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ともぞー写真館
遺影の前
Nikon D500 Micro-Nikkor 40mm
最後まで読んでいただき



