【腋毛の内村航平引退】体操 | 【かほり放送局】

『「30年の体操人生」』

1月14日に体操男子の内村航平選手(33)が現役引退を振り返る

世界で一番練習をしていた。 世界大会で手にした金メダルは13個。

個人総合は無敵の40連勝。しかし、去年の東京五輪では決勝進出を逃しました。

内村選手が「子どもたちに今、伝えたいこと」とは…。

「自分の好きなことっていうのをひとつ見つけられると、

好きなことをやり続けることでこうやって頑張ればいいんだ、

こうやってやり続けられればいいんだというのを学べるので、

そこを見つけてほしいなというのは子どもたちに言いたいですね」

自分の演技、体操に対してものすごく自信を持っていたので、強さとはかけ離れたというか、

自分ひとりだけが楽しんでいるみたいな状況だった」  

名実ともに体操界を牽引した。

「その30年の体操人生で記憶に残る『演技』は?」と問われると、次のように話しました。  

「2011年の世界選手権は、今まで感じたことないぐらいの“ゾーン”を感じて、

ここまで自分の思い通りにいくことは、もうないかなっていうぐらいすごい日でした。

今振り返ってみて、なぜその“ゾーン”が生まれたのでしょうか?

世界で一番練習をしていたからだと思っていますね。

引退を決意したのは去年10月、「世界選手権」に向かう道中だったといいます。 

「練習をしていく中で、ちょっとしんどすぎたといいますか、このままだとちょっと

『先が見えないな』っていうのを感じて、『これが最後かな』という感じで

世界選手権に挑みました」 長崎県諫早出身選手 父・母もオリンピック選手内村体操クラブ経営

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