『J2・東京ヴェルディ』
2019年に東京Vの監督に就任した永井氏は、今年9月に「成績不振」を理由に辞任。
東京VがJリーグに提出したコンプライアンス委員会の報告書によれば、
永井元監督が、同クラブ所属の選手らに対し「人格等を否定する言葉や暴言」などを行っていた
とし、ハラスメント行為が認定されていました。
その後、Jリーグはクラブ取締役などに直接事情聴取を行い、事実確認し、
クラブ側は管理監督義務違反を認めました。
東京V永井元監督、パワハラ認定 クラブに「けん責」と「罰金100万円」
の懲罰を決定したと発表しました。
これを受けて、Jリーグは、同クラブがJリーグの社会的信用を毀損(きそん)したものとみなし、同処分を課すことを決定しました。
きょう行われた会見で、Jリーグの村井満チェアマンは「ハラスメント行為の撲滅を徹底
してきたが、まだまだ力不足があり、繰り返されていた」とコメント。
クラブに対し「再発防止徹底、ハラスメントの防止徹底をお願いした」と明かしました。
Jリーグは、永井氏が現在Jリーグ関係者でないため、処分の対象にはなく、
クラブの監督責任を追及したということです。