【公園座っただけで通報】 | 【かほり放送局】

『不審者?警戒、タブレット、盗撮』

 

警戒しなければならない世の中なのが辛いです

「公園のベンチに座っただけで通報されたおじさん 不審者扱いの理由は『普段は見ない人。

 

スマホを使っているから盗撮かも』」が大きな反響を読んでいる。

 

近くにいた母親集団に通報されたというもの。数人の警官が男性に事情を聞く

 

通報した本人である女性は「私は間違っていない」の一点張りで、

 

警官から「公園で休憩するのに許可はいりませんので」と諭される始末だったという。

 

「不審に思ったらためらわず通報すべき」「このご時世だから仕方ない」といった意見も出ている。

 

「その公園出るくらいじゃダメだったのかね」 「子供のために警戒するのはわかるけど、

 

その公園出るくらいじゃダメだったのかね」

 

「通報じゃなく声掛けとかすればいいのに。やましい心があれば去っていくよ」

自身や身近な人がベンチの男性と似たような体験をしたという声もあった。

 

子どもを狙った犯罪が実際に各地で起きていることを踏まえれば、疑心暗鬼になる親の気持ちも分

 

からなくはない。とはいえ、ただ純粋にベンチに座り休憩しているだけの人も確かにいる。

 

一足飛びに通報する前に、不審度合いを確認する方法も考えておきたい。

犯罪社会学の第一人者である小宮信夫教授は、子どもを狙った犯罪が起きやすい「ホットスポット」

 

の1つに公園のベンチを上げている。遊具とベンチの距離が近いと、

 

不審者が子どもに声をかけやすくなるためだ。 行き過ぎれば人々との相互不信を引き起こしかねない。

 

ベンチの設置位置や向きを変えるなど、犯罪が起きにくい公園環境の整備も重要になりそうだ。