【キャリーバッグ】 | 【かほり放送局】
『衝突事故に要注意…』

どんな法的責任があるの?

駅や空港ガラガラとキャリーバッグを引く旅行客であふれる

キャリーバッグは、着替えやお土産など、荷物を多く運ぶのに便利です。

どんな責任が問われるのでしょうか。弁護士に聞きました。

刑事上と民事上の責任が考えられる不法行為に基づく損害賠償(慰謝料)

ケガさせた場合はどうでしょうか?過失傷害罪ないし重過失傷害罪が成立します。

損害(治療費や休業損害、慰謝料、後遺障害が発生した場合の

逸失利益や後遺症慰謝料など)を賠償することになります

トラブルを防ぐには昨今はスマホなどを見ながら歩いている人も多く、

接触事故が起きやすい環境基本的なことですが、事故そのものを防ぐ以外に対策はありません。

歩きスマホをやめること、人が多い場所ではキャリーバッグを自分の前に持ってくること、

無理な割り込みなどはせず、周りの状況を確認すること、といった積み重ねが重要です。

他人が足を引っかけやすく、かつ引いている本人は後ろの状況に

気がつきにくいということを認識する必要があります。