【グレープフルーツ離れ」 | 【かほり放送局】

『総務省家計調査の発表』 

 

 肉食の進撃、魚食文化の衰退、卵食の関西……などなど食傾向や地域性の変化が伺える。

 

「グレープフルーツ」が「他の柑きつ類」に統合されるという案だ。理由として挙げられているのは

 

「消費支出に占める構成比が継続的に低くなっているため」。6割減になる。 

 

スーパーや青果店の店頭を見ても、グレープフルーツの存在感は薄い。

 

国内で販売されるグレープフルーツは多くがフロリダや南アフリカ産だとされるが、

 

特に産地や名ブランドをPRするわけでもなく、積極的なプロモーションをかけている事業者や団体も思い当たらない。

 

2008年には全国平均で589円だったのが、2017年には231円しかグレープフルーツに支出されていない。

 

他の果物を見るとりんご4177円(2008年)→4252円(2017年)、みかん4124円→3757円。梨1686円→1525円、ぶどう

 

1991円→2214円、いちご3072円→2629円、バナナ4218円→4022円。販売期間の長いメジャー果物は根強い人気を誇っている。