『「地獄の苦しみだった」』
タブー視されてきた“障害者の性”、当事者が抱える苦悩と課題とは
セックスはおろか自慰行為ができなくなってしまった今
「最近射精したのは、覚えてないぐらい前です」「ただ食べて寝るだけの生き物になったみたいな」
障害者は欲求があっても、セックスどころか自力での射精すらできず苦しんでいる。
本人の苦しみに反して周囲から理解を得ることは難しい。
かといって、一般的な風俗では障害者を中々受け入れてくれないのが現実。
自らの性に関して誰にも話せず、絶望している当事者を何人も目の当たりにしてきた。
「男性としての自信をなくしてしまったとか、一生性的なことができないのであれば生きていてもしょうが
ないという方もいる。そういった方が自分でできないことをケアしてサポートしていくことができれば、
最低限度の性と健康の権利の支援につながっていくと思う」。女性は直され激しいものが・・・
「ホワイトハンズ」代表理事の坂爪真吾氏
海外では、障害者の性欲処理も含めたサポートなど制度が確立されている国もある。
日本では障害者の性自体、話すことさえ憚られるのが現状だ。 |