【リンガーハットが1000店舗に拡大方針】 | 【かほり放送局】
リンガーハットが1000店舗に拡大方針 FC化加速、海外も積極展開
「長崎ちゃんぽん」などを展開する外食チェーン、リンガーハット(東京)の米濱和英会長兼社長は12日までに、フランチャイズ(FC)事業を今後加速させ、2015年をめどに現行の556店舗を国内外計千店舗に拡大する方針を明らかにした。
 目標の千店は、長崎ちゃんぽんのリンガーハット800店(現行446店)、グループのとんかつ専門店、浜勝200店(同110店)。うち500店舗でFC化を目指す。

海外展開について「中国などアジアの富裕層向けの戦略を立て挑戦していく。メード・イン・ジャパンの価値を上げたい」と語り、収益面で海外比重を高める考えも示した。4月にはタイ・バンコクに出店した。
  同社は09年10月以降、グループ全店で使用する野菜を国産ものにすべて切り替え、価格改定に踏み切った。ちゃんぽんめんでは国産小麦100%使用を実現した。「野菜たっぷりちゃんぽん」など品質にこだわった商品が支持され、売れ行きは好調という。

濱和英会長は、野菜などの国産化でコスト増となった点について「外食産業が外国産ばかり使っていると、いつまでたっても国内産地が育たず、いいものが生まれない」と語り、おいしさや食の安心安全に加え、農業再生と食料自給率の向上も意図した取り組みだと説明。
 低価格競争に一線を画す戦略で「値引きではなく、自社の商品に誇りを持ってお客さまに提供していきたい」と語った。
 「ノウハウ産業への転換」を意図し、直営店方式が中心だった従来手法から、海外への積極展開も含めたFC化に経営の軸足を移行する。
 リンガーハットの10年2月期連結決算は売上高323億8千万円、経常利益7億8千万円、純利益5億2千万円。同グループは長崎市が創業の地で、12年には50周年を迎える。

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