オバマ米大統領 | 【かほり放送局】

ブッシュ政権で悪化した世界との関係の再構築を目指す考えを表明した。大国の傲慢(ごうまん)さを戒めた。オバマ氏は 平和へ国際協調、「イスラム世界に対して、私たちは、共通の利益と相互の尊敬に基づき、新たな道を模索する」と発言。反米独裁国家を念頭に置いた「紛争の種をまく指導者」に対して「握りしめたそのこぶしを開くのなら、私たちは手を差し伸べよう」と、態度を変化させるよう促した。テロリストら過激派に対しては「先に倒れるのは君たちだ。私たちは君たちを打ち負かす」と強い姿勢を示した。 米国が直面する二つの戦争については「責任ある形でイラクをその国民の手に委ねる過程を開始し、アフガニスタンの平和構築を始める」と改めて表明。核の脅威を減らし、地球温暖化の恐れを巻き戻す不断の努力を行う」と語った。 「私たちは地球上で最も繁栄した、強力な国であり続けている」「自らの力は慎重に使うことで増大し、自らの安全は、大義の正しさ、模範を示す力、謙虚さと自制心から生まれる」とも述べ、そのうえで「いま一度こうした原理に導かれることによって、より強固な国際的協力と理解を必要とする新たな脅威にも立ち向かうことが出来る」との考えを示した。オバマ夫妻はこの日午後、バイデン副大統領夫妻らとともに、議会からホワイトハウスまで約2.5キロのペンシルベニア通りなどでの就任パレードに参加。途中でリムジンを降り、観衆に手を振りながら歩く場面もあり、早朝から待っていた人々が大歓声をあげて迎えた。
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