3月16日地域おこし協力隊の会合 | 雪国の山奥で働く元地域おこし協力隊のブログ

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雪国の中山間地の集落で地域おこしに取り組んでいます。地方の衰退は食糧やエネルギーの自給が困難な都市にとっても死活問題であると考え、官・民・学で連携して全国の農山村の再生を目指して活動している日々の記録です。

この日は地域おこし協力隊の会合が行われました。


今回の会合は下条公民館で行いました。

以下の内容について話し合いました。
奇跡の集落で働く地域おこし協力隊のブログ


これは加工品の味見をしているところです。
奇跡の集落で働く地域おこし協力隊のブログ


この日は震災の被害がひどかった松代、松之山の方達はほとんど欠席されていました。

市役所の方針で、地域おこし協力隊の隊員はまずは自分達の担当地区の仕事を最優先する事に

なっておりますので、他の地区のメンバーは今回の会合を優先しました。


震災の被害状況は現在以下のページに詳しく書いています。

http://www.city.tokamachi.lg.jp/kurashi/jishin12.html


死者、重傷者が0人であった事は不幸中の幸いであったと思います。

しかしながら、全壊、半壊、一部損壊を合わせると243棟の家屋に被害が出ており、避難生活を余儀なくされている方もいらっしゃいます。


26日に断水も復旧したようです。


まだまだ雪におおわれているため、田んぼ等の被害については雪が溶けないとわからない状況ですが、当初に比べると落ち着きを取り戻しております。


こちらの被害に比べると、東北の方で津波や原子力発電所のような2次災害を受けている地域は本当に未曾有の被害状況なんだと思います。


私が住んでいる池谷集落内でも池谷分校を避難所として開放するように登録しました。

http://blogs.yahoo.co.jp/iketaniiriyama/52005365.html


またお米をJENを通じて届ける事が出来ないかどうか調整をしております。


震災からの復興はかなり長期にわたる事になると思いますが、私が住んでいる池谷集落は規模こそ違えど、中越地震からの復興支援を通じて今のように若い人が移住するようになって限界集落から脱却したという事がありますので、今回の震災に対しても是非自分達が貢献できる内容で復興の支援をしたいと思います。