300年後の放射性廃棄物 | 雪国の山奥で働く元地域おこし協力隊のブログ

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雪国の中山間地の集落で地域おこしに取り組んでいます。地方の衰退は食糧やエネルギーの自給が困難な都市にとっても死活問題であると考え、官・民・学で連携して全国の農山村の再生を目指して活動している日々の記録です。

原子力発電所に関してこのようなサイトを見つけました。

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

このサイトの文章を書いた方は平井憲夫さんという方で、自らは原子力発電所で20年間働いていた方だそうです。毎日の被爆が蓄積し、癌になったので、「どうせ死ぬのであれば」という事で原子力発電所についてご自身の知る限りをこのサイトに書いたそうです。

残念ながら平井憲夫さんはすでに1997年に逝去されているそうです。


上記サイトの内容を見ると、放射性廃棄物は50年、300年と監視し続けないといけないそうです。


300年後に放射性廃棄物を監視する人達はこう言うのだと思います。



「これははるか300年前に愚かな我々の祖先が自らの欲望を満たすために生み出した悪魔である」


「長い闘い(ここでは原子力推進派と反対派)の末、多くの犠牲者を出しながらもようやくこの悪魔達を全部封印する事ができた」


「この悪魔の封印が解けた時、今度こそ人類は滅ぼされてしまうだろう。なのでこの封印が解けて悪魔が暴走しないように見守り続けるのが我々の役目である」



と、なんかよく神話とか物語でありがちな設定ですが、現実問題として原子力というのはまさしく「パンドラの函」であり、「禁断の果実」であると思いました。

太古の昔から神話でも本質的には全く同じ話があるという事は人類は全体としては全くその本質が変わっておらず、欲望に負けて悪いものだとわかっていてもついつい便利な方に流されてしまう事を示す良い例だと思います。

「歴史は繰り返す」とはよく言ったものです。


私は人間としての成長はやはりどれだけ欲望に負けず魂を磨いていくかに尽きると思います。

(私個人としてはまだまだ煩悩も多く、精進が必要であり、偉そうなことは言えないのですが・・・)


話はちょっと変わりますが、私は子供のころ、「ムー大陸 」や「アトランティス大陸 」の話を聞いた事があり、大昔にすごい文明を誇っていた大陸が突如洪水で滅び、海の底に沈んでしまったという伝説なのですが、大学で考古学を専攻した私としてはかなりロマンを感じる話でした。

アトランティス人はテレパシーを使ったとも言われてます。

(信憑性は相当疑問がありますが。)


46億年もの長きにわたる地球の歴史の中で、人類の歴史は約20万年(ホモ・サピエンスの登場)と言われています。

もしかしたら人類は文明を作っては滅び、原始的な生活に戻ってまた新たな文明を作るという事を何度も繰り返してきたのかもしれません。

原子力発電所が爆発して世界中に放射能がまき散らかされて多くの生命が死んだらまた地球上の生命の歴史はふりだしに戻るのかもしれません。


今の文明も滅んでしまったら世界中のパソコンの中にある情報は後世の人は全く見る事ができなくなるでしょう。

もしかしたら数万年後には、今の文明も「ムー大陸」とか「アトランティス大陸」のような格好で伝説の文明があったとか言われてるかもしれません。(インターネットなんてある意味テレパシーみたいなものだと思います。)


まさに「歴史は繰り返す」わけです。


なぜかとりとめもない空想の記事になりましたが、これはあくまでも空想のたわごとです。


現実では今回の震災について、自分にできる事は出来る範囲で微力ではありますが募金や物資の提供などさせていただいており、今後も出来る事に前向きに取り組もうと思っております。