病気になって良かったことはありますか?


よく聞かれる質問です。


答えは、う〜〜〜〜〜〜〜ん。

病気になって良かった!と言い切れることは、
この先もないと思います。
どんなに充実したとしても、例えば億万長者になれたとしても。


わたしは結果として元気になれたけど、
病気で命を落とす人もいるわけで。


自分だけが、病気になって良かった〜〜!!!
みたいに喜べる感じではないです。



 彼の本のタイトル、わたしは胸が痛いほどすごく分かるんですよね。





当時、タイトルにSNSで賛否があるのを見かけたのですが、山口くんは決して「良かった」と言ってるわけじゃないんですよね。

「良かったと言いたい」って、受け入れようと必死に命を燃やしていたんです。



ならなくても幸せに過ごしていただろうし、
苦しかったことも事実。
何より、失った時間は戻らない。

うまくいかない時に「病気になっていなければ」…何度も考えました。


それでも自分の人生を恨めしく思いたくはないんですよね。


「病気になったから」出会えた人や現在を大切にすることで、折り合いをつけていくような感覚です。




もし目の前に神様が現れて、
人生やり直せるって言われたとしても…

わたしは今が大切ですって胸を張って生きたいです。






〈この記事を読んだ方にオススメ〉


水谷隼と輸血患者のストーリー 出演中!


日本赤十字社 献血セミナーお申し込みはこちら