子育てママ応援カウンセラーいとうともよです。
はじめての方はこちらへ

 

 

 

ディズニーランドに小6の娘が友達だけで行く不安と葛藤。

 

 

 

 

3月になると「卒業ディズニー」というのがあります。

 

 

同じ千葉県。

ディズニーランドへは

車で1時間ほどで行けるので

幼稚園では「卒業遠足」として行くほど

まぁまぁ身近。

 

 

 

小学6年生になる頃には

子供たちだけで行きたがります。

 

 

その中でも一番行きやすいのが

「卒業ディズニー」

 

 

 

長女さんも類にもれず

3月が近づくころに

「友達とディズニーランドへ行きたい」

と言われました。

 

 

 

私にとっては初めての

「子供たちだけで行かせるディズニー。」

 

 

そんなものがあるとは

まったく知らなかったので

これは衝撃でした。

 

 

 

は?

何言ってんの?

あんなたくさん人がいるところ

子供たちだけで行くってどういうこと?

 

 

 

朝は始発の電車に乗って

夜は最後の花火を見て帰る。

 

 

朝は早すぎるし

夜は遅すぎる。

これってOKなの?

 

 

 

スマホ、携帯なし。

 

 

友達とはぐれたらどうするんだ?

一人で帰ってこれるのか?

 

 

そもそも友達と仲良くできる?

メンバーは男女含めたグループ。

 

 

ちょうど小学校高学年から

中学校にあたる思春期にありがちな

目には見えない

男子を巡る熾烈なバトルがあって

 

 

大人からみたら

「まったく仲良くみえない」

そんな関係性のグループ。

 

 

 

不安しかない。。。

 

 

 

本人は当然行きたくて仕方がない。

 

 

 

こちらは不安と恐怖と

親として許可していいのか

正解がわからず

その話しが出るたびに

イライラして不機嫌になって

プリプリ怒っていました。

 

 

 

さらに追い打ちをかけるように

服装がまた心配で。

 

 

3月はまだ寒い。

雪が降る時もある。

三寒四温。

海辺、風もある。

 

 

 

だけど小6女子にとっては

初めてのグループデートみたいなもの。

 

 

 

可愛い格好をしたい!!

 

 

ミニスカート

生足

オシャレ優先の春めいた薄着

初めてのヒールの靴。。。

 

 

 

30代後半のおばちゃんからしたら

完全アウトな服装です。

 

 

一日ディズニーは

当然歩きやすい靴!

ヒートテックマスト!

防寒アイテム必須!

バッグはリュックで!!

 

 

 

こんな格好させていいのか?

親としての正解は何?

他の親は気にならないの?

子どもだけで夜遅くまで出歩いて

犯罪にでも巻き込まれたらどうするの?

そしたら周りからなんて言われるだろう。。。

いや、それは行かせた親の責任だろ。

 

 

 

 

不安と心配から

妄想がドンドン膨らむ。

 

 

 

卒業ディズニー=イライラの素。

 

 

 

こんな厄介事を持ち込んでくる

長女さんが腹立たしい。

 

 

 

旦那さんは私と真逆。

 

 

「可愛い子には旅をさせよ」

ができる人。

 

 

別にいいんじゃない?

何かあってもそれが勉強になるんだから。

失敗させたらいい。

冒険させればいい。

 

 

 

彼の言ってることは

すごくよくわかる。

でも怖いんだ。

娘をいろんなトラブルから守りたいんだ。

 

 

 

でも私の不安をわかってもらえなくて

心配は募る一方。

相談できる人がいなくて孤独。

 

 

 

 

卒業ディズニーは

予定通り行ったけれど

最後まで不機嫌なまま

イライラしながら当日を迎え

半ギレになりながら

早朝に駅まで送っていきました。

 

 

 

 

でもその一方で

「行ってらっしゃい」と

機嫌よく送らせてあげたい

気持ちがあるのです。

 

 

これが厄介。

 

 

 

本当は、いや、頭では

 

 

せっかく楽しみにしているんだから

ニコニコと送りだすべき

 

 

彼女のウキウキを

よろこんで横で見守れたらいいのに

 

 

卒業ディズニーごときで

一ヶ月以上イライラして

しょうもないママ

 

 

きっと世のよきママは

もっと上手に対処できるはず。

 

 

きっとこんな風にはならないだろう。

文句なんか言わないんだ。

 

 

私はやることなすこと口うるさくて

邪魔をする悪いママ。

最近聞く「毒親」だ。。。

 

 

 

 

 

ごめんなさい。

私がママでごめんなさい。

 

 

 

散々怒って反対しながら

最後はここに落ち着く。

 

 

 

子どもの「○○したい」を

邪魔する悪いママ。

 

 

 

だったら怒らなければいいのに

だったら最初から「いいよ」って

言えばいいのに。

 

 

 

そんな葛藤がありました。

 

 

 

その後も中学生時代に

何度か「子どもだけディズニー」に行き

回数を重ねることで

私が慣れていきました。

 

 

そして当初怖くて仕方がなかった

いろんな妄想は

概ね妄想におわりました。

 

 

 

数年して次女さんが

「卒業ディズニー」に行きましたが

その時はなんの抵抗もなく

「いってらっしゃい♪」

が言えるようになっていて別人のよう。

 

 

 

「先輩ママは余裕を感じる」

っていうのはこういうことなんだな。

 

 

 

要は「慣れ」。

 

 

 

今、中1の長男がちょうどその時期になります。

 

 

彼が大人不在の友だちだけで

どこか新しい場所へ行くときは

やはり緊張します。

 

 

 

心配にも、不安にもなります。

 

 

 

これは子どもと一緒。

子どもだって多少の不安はあるでしょう。

親だって、大人だって

心配や不安があって当然。

 

 

 

特にママは生まれてからずっと

「命を守る」ために

必死に自分の時間を削り

睡眠時間をさいて

ここまで育んできたんです。

 

 

そりゃ自分の手から離れるのは

怖くてしかたないし

不安になって当たり前。

 

 

 

 

 

でもいつか少しずつ

離していかなくてはいけないのも事実。

 

 

 

不安や恐怖や妄想は

一生懸命育ててきたからこそ

生まれてくるもの。

 

 

それを責めなくていい。

 

 

 

それをないものにしなくていい。

 

 

 

大切なのは、その不安や恐怖を

自分が知ってあげること。

誰かにその気持ちをわかってほしかったら

自分が一番に理解してあげること。

 

 

 

そんなこと考えてはいけない。

そんな風に怒ってはいけない。

 

 

 

そう思えば思うほど

不安は大きく、妄想は膨らんでいきます。

 

 

 

 

 


友だち追加
@803fvvogで検索してください。
メッセージをお届けしています。^ ^

 

 

 

*こちらのブログはシェア・リブログ、フリーです。
キラキラThank you ♡

 

フォローしてね…