子育てママ応援カウンセラーいとうともよです。
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わが子に対して初めて怒りが沸いた時

 

 

 

わが子に対して

初めて怒りが沸いたのは

生まれてすぐの産院でした。

 

 

 

妊娠中に読んでいた雑誌や

用意して読み込んでいた本には

 

「赤ちゃんは寝るのが仕事です。」

「一日のほとんどを寝て過します。」

 

って書いてあった。

 

 

先輩ママの一日の過ごし方円グラフも

「寝る」って項目が

随所にあった!!

 

 

 

なのに。

 

 

全然寝ない。

 

 

寝るどころか

泣いてばっか。

 

 

産院は地元の古くからある病院で

施設も古く、めっちゃ安い入院費でした。

 

 

当時お金がなかったので

一生懸命出産費用を調べて

一番安いところに。

 

 

大部屋利用で

4名の産婦さんと赤ちゃん

計8名で過してました。

 

 

ほかの赤ちゃんは寝てる。

 

 

夜中に起きても

おっぱいあげたら

そのあと寝てる。

 

 

なのに、なぜうちの子は寝ない?

なぜ、泣く?

 

 

 

フザケンナ。

 

 

みんな寝てるのにうるさいじゃないか。

ほかの赤ちゃん、起きちゃうじゃないか。

 

 

どうしよう。

どうしよう。

 

 

 

寝ない。

寝ない。

 

 

迷惑がかかる。

お願い、泣かないで。。。

 

 

 

本のバカヤロウ。

ウソばっかり!!

全然寝やしない!!

 

 

 

あまりに自分が無力で

悲しいし、腹がたつし。

 

 

 

助産師さんが言います。

 

 

「○○さんは初産だけど

すごく慣れた手つきね

ベテランさんみたいだわーー♡」

 

 

「いとうさんとこの子、

全然寝ないわねーーー。

泣いてばっかり!!」

 

 

 

すでに産後数日で

わが子とほかの子との比較が

始まっていました。

 

 

身体は痛いし

赤ちゃんはよくわからない生物だし

ベテラン助産師からは

比較されダメ出されるし。

 

 

 

メンタルは落ち込んで

見舞いに差し入れをもって

喜びに満ちてやってきた実母に

邪険にあたって八つ当たりしたのも

ハッキリ覚えてます。

 

 

 

悲しい。

腹が立つ。

情けない。

ただただツライ。

 

 

そんな記憶。

 

 

 

そもそも産んだそのとき

私自身が「お母さん、ママになった」ということが

どういうことなのか

まったくわかってませんでした。

 

 

産後すぐ助産師さんに

「お母さん(私)、ちょっとこっち来て!」

って言われて

 

 

(おかあさんって誰のことだ?)

 

 

と、誰か別の人を探していた私。 ←

 

 

 

周りをキョロキョロする私に

「ほら、こっちよ。」って手をかけられて

(あ、ワタシ???)ってなって初めて

 

「私これから周りの人にお母さんって呼ばれるんだ!」

 

って衝撃だったのを覚えてます。

 

 

 

昔スタイルの産院だったので

基本は布おむつ。

クーラー設備なし。

扇風機のみ。

 

 

夜は助産師ひとりしかいない。

 

 

そんな環境でした。

 

 

入院日数はなぜか長めで

普通分娩でも6日くらい泊まっていた記憶。

 

 

入院中は厳しい育児合宿のようで

「やっと帰れる・・・。」

と思ったのを覚えています。

 

 

 

そんな私ですが

結果合計3人の赤ちゃんを産みました。

3人3様。

全て産んだ地域も病院も違います。

 

 

 

だから今振り返るとよくわかるんだけどね。

 

 

赤ちゃんって性格があるんだよ。

みんな違う。

個性があるの。

 

 

 

初産の産院。

それ、ハズレだったよ。

 

 

赤ちゃんはさ、快適が好きなの。

クーラーないとかありえない。

涼しい、もしくはあたたかくて

寝やすいのがいいの。

 

 

当時は5月末。

めっちゃ汗かいて泣いてたでしょ。

 

 

自分だって暑くて

寝てられなかったでしょ。

 

 

大人が寝られないくらい暑いところで

スヤスヤ寝られるわけないじゃんっ!!!

 

 

それから「布おむつ」問題ね。

 

 

 

「替えの布おむつが少ないから

悪いけどあまり換えないでくれる?

そんなにコマメに換えなくても

大丈夫だから。」

 

 

って助産師さんに言われて

ビギナー中のビギナー

めっちゃ素直な私は

 

(へーーー、そうなんだ・・・)

って信じたよね。

 

 

アホですか?

んなわけないだろ。

 

 

もっとコマメに換えてあげてーー。

快適でいさせてあげてーーー。

 

 

 

授乳したあと上手にゲップが出せなくて

毎回母子ともに困ってたんだけど

助産師さんがやるとできるのよ。

 

 

それで

(やっぱり私はダメなんだ)

って思っていたけどさ

 

 

助産師さんはそれを仕事にしてるのよ?

 

 

何年も、何回も、それこそわが子含めたら

膨大な数のゲップを出してるんだよ。

 

 

上手くできてあたりまえじゃ。

比較する方がどうかしてる。

 

 

「ほら、ゲップできるわよ。」

ってビギナーママを突き放すんじゃなくて

 

 

コツを伝授するとかして

もっとママが自信つくようにするのが

オメーの仕事だ。

 

 

今だから言える

今だからわかることが

たくさんある。

 

 

 

わが子3人の赤ちゃん

お友達の赤ちゃん

入院中の赤ちゃん

いろいろ見てきたからわかるけれども

 

 

 

赤ちゃんにも性格があるんだよ。

みんな違う。

個性があるんだよ。

 

 

 

寝る子もいます。

寝ない子もいます。

 

 

朝型、夜型、わけわかんなくなってる子

いろいろいるんだよ。

 

 

体育が得意な子

文系が得意な子

ひとりが好きな子

大勢賑やかが好きな子

みたいにさ。

 

 

 

泣いてる理由だって

 

 

 

眠い。

暑い、

おなかが苦しい。

なんか気分悪い。

 

 

 

もういろいろあるんだよ。

彼らなりに。

 

 

理由なんか

ぶっちゃけこっちにはわからない。

 

 

 

こちらができることは

快適な空調で

気持ちのいい肌着を着せてあげて

おっぱいあげて

おむつかえること。

 

 

あとはもう、お手上げ。

やることないです。

 

 

 

そっか、そっか。

眠いねーーー。

まいったねーーー。

寝られないねーーー。

 

 

って、泣いてる赤ちゃんを

みてればいいのよ。

 

 

そして、自分も泣きたくなったら

「私も泣きたくなっちゃったよーー。」

って言えばいい。

 

 

泣きたくなったら

一緒に泣いたらいい。

 

 

 

 

 

なんとかしようとしても

なんともならないことが

たくさんあるから。

 

 

それを全部自分のせい

自分がうまく寝かせられないせいだと

思わなくていいんだよ。

 

 

 

添い乳しながらなら

赤ちゃんが寝られるんだったら

添い乳すればいい。

 

 

「赤ちゃんにとって危険です」とか

「そんな習慣をつけると大変」とか

いろいろ言われることもあるでしょう。

 

 

 

それでも、

添い乳してたら赤ちゃんもスヤスヤ寝られて

ママも身体が休めるんだったら

それがママと赤ちゃんにとっての正解です。

 

 

 

ママと赤ちゃんが心地よくいられることを

まずは最優先にして選んでいけばいい。

 

 

粉ミルクを少し足すと

少し寝てくれて

ママが助かるんだったら

粉ミルク足せばいいんですよ。

 

 

 

「ぜったいに母乳がいい」

なんてことはない!!

 

 

一番いいのは

ママができるだけ心穏やかに

安心して赤ちゃんと過ごせること。

 

 

 

どんな素晴らしい育児書よりも

私と子供がゴキゲンなら

それが正解なのです!!

 

 

 

そうじゃないなら

母乳育児も布おむつ神話もいらないよ。

 

 

 


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