がんばり屋さんの心に寄り添うカウンセラーいとうともよです。
はじめての方はこちらへ

 

 

 
成人の日、何もせずに寝てる二十歳の娘をもつ母親の心情。

 

 

 

成人式が中止になりました。

 

 

長女さんがまさに

わが家初の成人の日を迎えました。

 

 

 

彼女は振り袖を予約することもなく

写真を撮ることもありませんでした。

 

 

普段から生活リズムが崩れているので

日中は寝ていることが多い。

 

 

予定を作ることは難しくて

病院の予約もキャンセルが多いです。

 

 

今日開催されるはずだった成人式も

おそらく出席することはなかったでしょう。

 

 

 

こうなることはとっくの前に覚悟していたし

仕方がないと思っていたのだけど

当日はやはり心がざわめいて

なかなかしんどい。

 

 

 

長女の成人のお祝いを

してくれる人がいます。

 

 

私の両親や義理の両親

彼女をずっと見守ってくれたコミュニティ。

 

 

そういった人たちに

晴れ姿を見せられないことの

申し訳なさや劣等感。

 

 

同じ学年のみんなを

お祝いしたい気持ち半分

キレイに着飾ったみんなを

見たくない、羨ましいという気持ち半分。

 

 

 

スーパーへ行っても

ケーキ屋さんへ行っても

お祝いプレートが目に飛びこんできたり

振り袖を着た綺麗な姿を見ると

心がチクっとしました。

 

 

 

私の母が電話口で言います。

 

 

「ちゃんと後悔しないように

やってあげなくちゃダメじゃない。

 

ちゃんとやってあげなさいよ。

 

写真も撮らないの?

何もしないの?」

 

 

笑いながら

優しい声で言います。

 

 

 

この言葉たちがずっと

私の心に深く刺さって離れない。

 

 

 

後悔したくないのはあなた。

晴れ着がみたいのはあなたでしょ。

 

 

心の中で母親に対して文句を言う。

 

 

そしてドンドン悲しい気持ちになっていく。

 

 

成人式はできなくても

振り袖は着なくても

写真は撮らなくても

家でお祝いをすればいい。

 

 

 

今日はすき焼きでお祝いしよう!

そうだ、ついでにケーキも買おう!

 

 

 

そう気を取り直して

旦那さんと買い物に

出かけたんですけどね。

 

 

途中でふと気がついてしまいました。

 

 

 

すき焼きもケーキも

本当に私がやりたいことなのか。

 

 

母親が言った言葉

「ちゃんと成人式をお祝いしなさい」

彼女のこの思いに、期待に

応えたくてやっているんじゃないか?

 

 

 

「お母さん、私ちゃんとやったよ。

振り袖は着せられなかったけど

家族でお祝いをしたんだよ。」

 

 

ただ、そう言いたくてやっているんじゃないか?

 

 

「だから許して。

みんなと同じようにできない私

みんなと同じように育てられない私を

どうか許して。」

 

 

そう言いたくてやっているんじゃないか。

 

 

ふと、そんなことを

思ってしまった。

 

 

そしたらね

なんだか情けなくなって

バカバカしくなっちゃって

最後は悲しくなって涙ぽろり。

 

 

 

今だに人目を

今だに親の目を気にしてる。

 

 

 

親の力ってすごいな。

 

 

 

そんな力を

私は自分の子供にも

もっているんだな。

 

 

そんなことを旦那さんに

話しながら

今日一日を過ごしています。

 

 

 

旦那さんが言いました。

 

 

 

「何かを決める時

どこかで親の目を気にして

選んできたんだとしても

ひとつだけ

あなたが自分で選んだことがある。

 

 

それはオレと結婚したことだ!!」

 

 

 

泣き笑い。

ほんとだ。

この人はほんとにまったく。。。

 

 

 

確かに私は

「この人と結婚したら

絶対に今より楽しい人生になる」

そう思って結婚しました。

 

 

彼は人目もきにしないし

時間に束縛されることもない

私よりもずっと自由に生きているようにみえた。

 

 

彼は長女さんが振り袖を着ないことも

成人式をみんなと同じように迎えられないことも

なんとも思っていないのです。

 

 

「オレと結婚してから

楽しい時間は過ごせましたか?」

 

 

旦那さんに聞かれました。

 

 

「そうですね、うん。」

 

 

ツンデレなので

モゴモゴこたえましたけど。

 

 

こうやって自分の心の痛みを

話せる相手がいることが

私にとってのしあわせ。

 

 

 

そうだね、悲しいね

って寄り添ってもらって

心がチクっとしながら

二人で一緒にすき焼きとケーキを

買いに行って作って食べる。

 

 

 

それでいいじゃない。

最高じゃないか。

 

 

 

 

そう思っています。

 

 

 

長女さんをずっとさりげなく

見守ってくれていた方から

素敵なアクセサリーが届きました。

 

 

 

image

 

 

ありがたい。

 

 

 

私も母親になって20年たったことだし

今日は自分へのお祝いもかねて

家族で楽しく食卓を囲もうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↓↓気軽にフォローしてね♪↓↓↓

  


友だち追加
@803fvvogで検索してください。
メッセージをお届けしています。^ ^

 

 

 

*こちらのブログはシェア・リブログ、フリーです。
キラキラThank you ♡

 

フォローしてね…