なぬんヒーローいむにだ。

　『アイアムアヒーロー』を観る。ゾンビ映画だからではない。そんなにゾンビが好きなわけでもない。舞台は日本の設定だが、生存者が立てこもるショッピングモールは韓国で撮影されていて、韓国で活動する知人の山野内扶氏がこっそり出演しているからだ。
　スタッフとして現場に参加して、そのまま出演になったらしい。スクリーンで発見できるように、シネコンの前の方の席で観る。そうするまでもなく、山野内氏は割とよく目につく（写真の左から2番め）。残念ながら途中でゾンビに食われてしまったが。

　映画は本格的にスプラッターしている。『ロード・オブ・ザ・リング』などのピーター・ジャクソン監督がメジャーになる前、ニュージーランドで、やりすぎかと思えるスプラッターゾンビものを作っていたが、今やメジャー映画の描写もマイナーに追い付いてきた感がある。
　時代は進んでいる。いや、退廃したのか？　取り敢えず、有村架純は半分腐りかけでも可愛い。