重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断された息子、ゆうたの成長の記録です。
特別支援学校の小学二年生です。
こちらの記事の続きになります!
ザ・ルイガンズ スパ&リゾートです
国営公園内に位置し、すぐ隣にはマリンワールド海の中道があります。
子連れにやさしいと評判のホテルです
↓こちらの「バラガンキディルーム」に宿泊しました!
スタンダードなお部屋に比べると少し料金は高いですが、キッズルームをコンセプトにしたお部屋だそうです。
左隣はパパとお姑さんの部屋(ツインルーム)、右隣は客室がなかったので、ゆうたが奇声を発しても少しは気が楽です(笑)
部屋の特徴
・素足で過ごせる。
・ベッドではなくマットレス(しかもメチャクチャ広い!)を使用するので、寝相の悪いゆうたも安心。
・部屋にハンモックがある。
・部屋のテレビでYouTubeが見れる(←これが一番ありがたかった!!)
ハンモックは気に入ったようです
広いベッドにも大興奮でした
部屋からの眺めもとても綺麗で、リゾート気分が味わえます
写真下のテントではバーベキューもできるようです!
夕食は事前に席のみ予約していたので、レストランに着いてからメニューを決めました。
大人用はもちろん、キッズメニューも充実していて、前菜、パスタ、肉料理、パン、デザートのコースにしました!
ゆうたもキッズ用のコースにしたのですが…
あまり食べられるものがありませんでした
お肉も麺類も大好きなのですが、フィットチーネ、お高そうな牛肉はゆうたの口には合わなかったようで、誤算でした
(形状など、食べ慣れていない食材は口にしません)
パンは気に入ったようなので、大人の分のパンをゆうたに回し、あとはデザートのアイスクリームを食べて終わりました。
せっかくのホテルのコース料理でしたが、こちらのチョイスミスでした
(残り物は大人で分けておいしく頂きました)
食事は上機嫌で食べられたので安心していると、夕食後にまたゆうたが大きく崩れてしまいました。
私とお姑さんが食後の飲み物をゆっくり飲んでいる間、パパとゆうたは部屋に戻りYouTubeでも見ようとすると、部屋に戻りたくないようで怒ったそうです。
ホテルの大きな水槽を見たり、敷地内の広い芝生を走り回っていました。
私とお姑さんは、ゆうたが崩れていると聞いて早めに切り上げて外の芝生で合流しました。
少し気がすむまで走らせてから部屋に戻ろうとしたのですが…
全く戻ろうとしない
ですが、もう真っ暗でお風呂にも入らないといけないので、どこかで区切って止めないといけません。
私とパパがタイミングを伺っていると…
お姑さんが
「ゆう君、おうち(ホテルの部屋の事)に戻ろうね」と言ってしまいました
ゆうたはスケジュールに関することは、必要な時にタイミングを見て伝えないと混乱してしまいます。
なので、お姑さんにも事前にこの事を伝えていました。
(孫がかわいいが故に、ついつい声がけをしたくなるのです)
しかも「おうち」と伝えてしまいました
もう嫌な予感しかありませんね
すぐに私が「お部屋に戻るよ」と訂正したのですが、おそらくゆうたの中では
「おうち」でインプットされていたのでしょう。
半ば無理やり部屋に戻りましたが、ゆうたは嫌がって怒りMAXです。
メチャクチャ注目を浴びていましたが、そんなことに構っていられません。
とりあえず部屋でYouTubeを見せて何とか落ち着かせようと試みますが…
怒って外に出ようとして全然ダメでした
本当に家に帰るつもりだったようです…
仕方がないのでお風呂に入れようとするも、普段と違う環境の湯船が恐怖だったようで入れず。
(本来は湯船が大好きです)
せっかくユニットバスにお湯はりをしたのにすぐにお湯を抜いて(勿体ない!)、簡単にシャワーだけで済ませました。
最初からシャワーだけにすれば良かったです…
その後もベッドに寝るのを嫌がり、なかなか寝る雰囲気にならず。
(最初はあんなに喜んでいたのに)
スケジュールのお泊まりのイラストを見せ、
「今日はホテルにお泊まりです」と何度も伝えますが、納得できません。
結局、毎晩服用している睡眠薬に助けられて、疲れもあり一時間くらいで力尽きて寝ました
ようやく寝てくれて安心…とはいかず(笑)
夜中の1時頃に覚醒!
覚醒時間は二時間くらいだったでしょうか、先程の寝る前の怒りは何だったのかと思うくらいにご機嫌で、歌を歌ったり、「あー」と声を出して部屋の反響を確認したりと、何やら楽しそうでした
何とか寝直してくれたので良かったですが、振り回されるこちらはたまったもんじゃありません!
とりあえず、無事就寝。
そして思いました。
運転手のパパは別の部屋にしておいて良かった!
思ったより長くなってしまったので…続きます!