重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断された息子、ゆうたの成長の記録です。
特別支援学校の小学二年生です。
↓だいぶ間が空いてしまいましたが、こちらの記事の続きになります
療育センターにて、保健師の門田さんに「相談」という形で、生育歴や気になる点をお話ししました。
話しているとだんだん涙が出そうになり、そこに門田さんのこのお言葉です。
私の気持ちに寄り添っていただき、我慢できずに涙が出てしまいました
ゆうたの相談だったのに、半分は私のカウンセリングのような気分でした。
きっと他のご家族にも同じように話されているのかもしれませんが、それでも、寄り添ってもらえるとすごく救われます。
相談が終わり、最後にその場で初診の予約ができました。
約3週間後に取れました!
この時点で7月中頃、診察は8月の前半です。
療育センターは数ヶ月は予約が取れないのは当たり前のようなので、思ったよりかなり早いです。
(ゆうたの掛かった療育センターでは、初診は再診よりも比較的早く取れるそうです)
とはいえ、何も分からない悶々とした状態での3週間はとても長く感じました…。
診察までの間にも、保健センターの「わいわい教室」には通っていました。
ゆうたの楽しそうな様子を見たり、他のお母さん達とお話しするのは、いい気分転換になりました。
(大崩れした時はどっと疲れますが…)
そしていよいよ診察日。
事前に問診票を書かなければいけなかったので、予約時間より早い時間を指定されました。
私の手が取られることが予想されたので、お姑さんに着いて来ていただき、記入している間は、キッズスペースで遊ぶゆうたに付き添っていてもらいました。
(この頃は初めての病院などはだいたい付き添ってもらってました。問診票を書く時間も気が抜けないので…)
このキッズスペース(療育センター1階)ですが、待合室の床の上にジョイントマットを敷いてオモチャが置いてあるだけで、仕切りなどは全くなく、マットでは靴を脱いで遊びます。
ゆうたには靴を脱ぐ場所、履く場所の区別ができないので、何度もフラ~っとマットの外に行こうとしていました
そして、問診票の書く量がハンパではないのです!
母子手帳を持ってくるよう指示があり、生育歴、食事、排泄、着替えなど、かなり細かく普段の様子も書かなければなりません。
(記入に結局30分くらいはかかりました)
このような記入は施設ごとに、この先もずーーーーっと続くことになります。
(障害児の親をやってると避けられませんね)
ようやく記入が終わり、今度は2階の診察受付へ。
前回の相談は1階だったので、初めて上がる2階にゆうたは一気に不安になります。
受付を済ませると、診察時間の10分前には「必ず」担当医の診察室前のソファーで待つように、と指示がありました。
しかし、初めての場所、長い待ち時間により、ゆうたはだんだんグズり始めます。
2階の受付横にもちょっとしたキッズスペースがあり、そこで遊ばせていたのですが、すでに帰りたそうな雰囲気です。
私 (あ…もう少しで呼ばれるかも…でもこんな状態で座って待つとかムリだ…)
ですがここの療育センター、毎回10分前には診察室前に…と指示があるのですが、予約通りに受診できた事はほとんどありません
酷い時は30分遅れで、合計40分くらい待たされたこともあります。
大きな病院だとこんな感じなんですかね💦
帰りたいのに帰らせてもらえず、ゆうたの怒りはヒートアップします
そこへ年配の看護師さんらしき人が来られました。
一字一句この通りではありませんが、少しイラッとした感じで、だいたいこのような事を言われました。
泣き叫ぶゆうたを連れて何とか診察室の前に移動しましたが、ちょっと釈然としませんでした。
ここは、ゆうたのように不安感が強かったり、じっとしていられない子供達が来る場所なんじゃないの…?
たくさんの子供達が受診するのに、少しでも効率良くする為だろうし、10分前に座って待っていなかったのは申し訳ないけど…
療育センターの看護師さんなのに、何だかあまり理解がなさそうだな…
モヤモヤしていると、ついに診察室から呼ばれました。