座り方のいろいろ | 肢体不自由の子どもと共に生きるのブログ

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肢体不自由の子どもと共に50年余を過ごしてきました。肢体不自由な子どもに変わり、その不自由さを知っていると自負しています。
肢体不自由に対して、私の思いや意見を記して参りますが、質問と理解できない点については、どうぞお尋ねください。

 座り方にはいろいろとあり、私が言う座り方を説明します。私の言う座り方は、他で言われる座り方と違うかも知れません。
◎ 床での座り方 
・正座:尻の下に足の裏を隠すように乗せ、両足は指が重なるようになっています。
・ 割座:正座と似ていますが、両足の指は重ならず、指と指の間は少し開いています。開いている間に、尻が落ちます。
・ トンビ座り:割座と似ているが、割座と違い足首から先の足がそれぞれ外を向いており、足の裏が後ろから見えます。
・ お姉さん座り:正座のように座った時に、尻の半分より外側に、両足が来るために脊柱が少し曲がる事になります。
・ 長坐位:膝を伸ばし前に出して座ります。
・ あぐら位:身体の前で左右の足を組んで座ります。
・ 赤ちゃん座り:あぐら位と似ていますが、足が短い為に足を組む事はできません。
◎ 床以外での座り方
・ 椅子座位:たわむ事のない背もたれが有り、座面も沈む事のない椅子への座位。
・ 端座位:ベッドなどの端に腰をかけ、下に足を垂らした姿勢。
騎座位:馬にまたがったような座り方で、何かにまたがって座ります。
 これで気がついた座位の紹介は終わりです。
 座位にはいろいろとありますが、どの座位でも背筋を伸ばして座る事が大切です。
 長い年月をかけて進化した人間は、二足歩行を獲得しました。背筋を伸ばす事が二足歩行を可能にしているのです。
 座位でもって姿勢が悪いと、いずれ側弯症になる可能性が高いです。
 座った際、歩く時に、背筋を伸ばして良い姿勢を保ちたいです。

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