肢体不自由を治そう! その仕組みは? (1) | 肢体不自由の子どもと共に生きるのブログ

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肢体不自由の子どもと共に50年余を過ごしてきました。肢体不自由な子どもに変わり、その不自由さを知っていると自負しています。
肢体不自由に対して、私の思いや意見を記して参りますが、質問と理解できない点については、どうぞお尋ねください。

 肢体不自由の乳幼児の治療には、運動療法が用いられます。
 何故に運動療法でもって不自由な身体の治療が行われるのだろうか? 考えてみましょう。
 定型発達児は特別に何の指導もしなくても、歩き・話し・家族の一員として加わってきます。
 しかし残念な事に肢体不自由の乳幼児には、簡単に家族に馴染めない事が有ります。
 それが身体の自由を失っている事が原因とは…
 定型発達児が発達を進められるのには、理由と原因が有るのです。
 新生児は光や音に反応し、その音源・光源に顔を向けようとします。しかし肢体不自由のために、音源や光源に顔が向けられず、動きを諦めたり、異常な方法で顔を向ける事になります。
 動きを諦めた子どもの中には、音源や光源に興味が無く、精神発達にも課題がある子どももいます。
 聴覚障害や視覚障害が有る事も参考にして欲しいです。
異常な姿勢や異常な動きで音源や光源を見る子どもは、今後も異常姿勢や動きをする可能性が高く、動きや姿勢の指導と共にストレッチが欠かせない事になります。
 どちらの課題があるのか調べ、適切な指導が大切です。
 早期から適切な指導によって、肢体不自由の障害が軽減されることになります。
 肢体不自由の障害が有る事を告知されたならば、その障害とは生涯つき合っていかなければならないのです。同じつきあい方でも、重症よりも軽症の方がつき合いやすいです。
 できるだけ軽症? 見た目が軽くなっただけで、障害となっている原因には何も変化は無いのですが…
 その障害の程度を軽くして、日常生活を楽しく豊かにするために運動療法を受けるのです。

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