受ける手術は下記の様な物が多いのでは・・・
1 整形外科手術
A 筋や腱に行われる手術。
関節の動きに制限が有る時などに行われ、術後には関節の動きが良くなります。
B 骨に行われる手術。
骨によって身体の形を整えています。すでに関節の動く方向があまりにも違っていたり、身体に変形が起きている時などに行われます。
2 バクロフェン髄腔内投与治療
バクロフェンは、血液脳関門をきわめて通過しにくい薬剤です。このバクロフェンを経口投与量の1/1000程度脊髄髄液腔に投与する事によって、脊髄のみに作用し、12時間程度、痙縮が緩和されます。この治療では、バクロフェンを慢性投与する必要が
あるために、体内に注入するポンプを埋め込みカテーテルなどを留置する必要があります。
3 脳神経外科手術
A 選択的末梢神経縮小術。
各筋の痙縮している運動神経の接合部の近くで、神経の伝達路を細くします。神経を細くした事によって、痙縮を緩和させます。
B 選択的脊髄後根遮断術。
選択的末梢神経縮小術は各筋の神経に対して行われたが、この手術では脊髄レベルで行われます。
4 その他の関節可動域を拡大するための方法
A ボトックス注射治療。
B 筋弛緩剤投与。
C 精神安定剤投与。
D 筋のストレッチによる法 等…。
### いろんな法でもって関節の動きを改善しようとしていますが、推奨できるのは「1-A」と「4-D」です。
どんな法であっても受けた後の治療体操が大切です。処置後に治療体操がしっかりと施せない時には、受けた処置の成果や効果が半減したり、出ない事も起きます。
何を受けるのが良いのか、受ける前にしっかりとメリットとデメリットを確認したいです。施す処置法によっては、たとえ悪い結果が出ても元に戻す事ができない物も有るからです。
※ 詳しくはLS-CC松葉杖訓練法のホームページと教本をご覧ください。
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