「食品ロス抑止」のECサイト「トクポチ」、とても良い取り組みです~!「食品ロス抑止」のECサイト | 荒井智也|小さな経済をまわす人

荒井智也|小さな経済をまわす人

がやてっく株式会社 代表取締役 会長|ローカルWEBメディア「越谷雑談がやてっく」の推進|ローカル動画事業推進長|音楽家|甘党|遅寝早起き派|座右の銘は「悔しさを忘れずに今に集中し最短で着手すれば必ず道は開ける」|有能な仲間に感謝

 

 

おぉ、これは流行るかもしれませんね。

STRK(滋賀県東近江市)さんが賞味期限の近い食品などを市価の6~10割引きで販売する月額会員制のECサイト「トクポチ」を発表した、という記事です。

直感的にスケールしそうな予感がします。

①クラウド上のみで完結する
食品卸会社と顧客の間に入りますが、卸の在庫管理や顧客との売買など、全てオンラインのみで完結できます。つまり、売上がスケールしても比例して人件費やその他経費を増やす必要がない。

②値引きされるタイミングが把握できる
答えを見せちゃうパターンです。例えば、服のGUの商品は必ずあるタイミングで値引きされます。値引きまで待つと売り切れる可能性もあるため、買いたい商品をこまめにチェックするようになります。そして、こまめにチェックしている人に向けて新作を見せていくと、別の服を追いかけ始めます。つまり、値引きのタイミングが明確なため、サイトの訪問頻度が上がります。

③間接的に顧客が価格の決定権も持つことで適正価格で販売できる
店舗側が一方的に「80%引き」で販売した場合、本来は「60%引き」でも買った顧客が20%安く買うことになります。つまり、20%分無駄に値引くことになります。心理的にはオークションの逆回転ですね。(リバースオークションではありません)顧客に一部決定権を持たせることでハマる可能性があります。

①~③に加えて建てつけは「SDGs」でサブスクモデル。

ビジネスモデルが優秀ですね。

▼まとめ
・月額会員制のECサイト「トクポチ」を発表
・商品は食品卸会社の在庫などから調達し、食品ロスの削減につなげる
・レトルト食品や菓子類、サプリメント、調味料などを販売
・4週間後には10割引き(0円)
・会費は一般会員が月額130円、販売価格からさらに2割引きとなる「プレミアム会員」が月額330円
・送料はユーザーが負担

今後が楽しみです。

荒井智也note: