会社の都合で、会社の目標や価値観を「これが正しいんだ！」と押し付けるんだとすれば
言葉に説得力をつけて、言い訳ができないようにするのであれば
唯一方法としては
社長も役員も社員も、みんな同じ基本給＋歩合に統一するしかないです。
これで初めて同じ生活レベル、同じ悩み、同じ状況下で、
同じ価値観で気持ちをわかってくれると思います。
同じ給料なのに、社長が大変だったら、きっと気持ちわかってくれるはずです。
しかし
高級な時計はめて、金の為じゃなく、社会の為に人生の為に！って言っても説得力ないし、
タクシーですぐつく場所に高い家賃の部屋に住んで、１時間もかけて郊外からくるスタッフに
同じ気持ちにさせるってのは至難の業です！
何倍もの給料の人とその何分の一の給料の人とで、同じ温度なはずがありません。
立場が違う以上、同じ価値観、同じ温度で！というのは経営陣側の勝手な都合で、
一生かかっても同じ温度になることはないでしょうね。
夢、目標目的、立場、家庭環境や状況、借金、一人一人が全員違い、
極論を言えば日本は「資本主義社会」です。
金銭しか誰もが同じ価値で共有出来る部分がありません。
なので、物一つ、作業一つにすべて金額が決まっているわけで、
その価値を基準にしか話は通じません。
同じ温度になって欲しいなら、社長も役員も、社員も、み～んな同じ給料！
もしくは、金額で解決するしかないです。
人によって、キレイだと思う物も、楽しみ方も、幸せの感じ方も違います。
その会社にいるからって、すべてが同じわけではありません。
キレイな言葉を言ったらきりがないですが
最終的には人間は誰もが金銭の価値しか共有出来るものはありません。
好き嫌い、楽しみ方、育ちや環境はたくさんあるけど、
どの人にも100%共通するのは、
１００円玉は１００円だし、
１万円札は１万円だと感じているということ。
現実、世界共通の価値が金銭”通貨”なので。
これを避けて気持ちを共有するなんて子供騙しは通用しません。
金銭以外で価値を共有できるとしたら、
家族くらいじゃないですかねー