ずっとずっと考えている いろんなところで
道を歩いていても、きっとガザに心が行っているせい
 
道がないことが決定されている 未来がないことが決定されている そんなときに
「心を強くしていこう」「頑張っていこう」なんて言われたってきっと。
悔しくて悲しくてとてもじゃないけれど だめだろうな 立ち直れるわけがない  だって道がないんだもん
自爆テロに走ることしかできなかったパレスチナの人たちがいた 目の前に たくさん本当に
 
 
打ちひしがれる
イスラエルにいたときに感じたくやしさ あれだけ泣いたのに
 
やっぱり 何もできない自分に 10年たっても何もできていない自分に
 
 
イスラエル人にとってパレスチナ人はけものであり、殺人者であり、敵対する国の人である
ハマスは、ガザの人々は犯罪者である
沈黙を破ると言う映画で、イスラエルが加害するパレスチナ人に向かう。
最初はビクビクしながらパレスチナ人が、壁の向こう側壁のこっち側に行くのを許可する役目であった。最初は気も使いながら、その役目を行っていた。イスラエル兵が育てられた生活の中では人は大切に扱うべきだと教わっていたはず 
(今まで出会ったイスラエル人は優しくて人を敬い優しいそして悲しい目をしている人が多かった。)
そんなイスラエル人は、訓練の中で、そのうち指でパレスチナ人を扱うようになり、
もううるさい 全員どこかにいけ!と思うようになり…
そのうち見張りに立ち、見張りの中、パレスチナ人を銃口で見ていたが、パレスチナ人は悪だと習い、その後、感覚が麻痺してきて、パレスチナ人をフレームで見るようになり、最初はそこら辺にある缶を打つことで威嚇してみたりする。
その後、パレスチナ人の横の壁に向かって打つ。 そしてパレスチナ人が何かをした際、憎むべきものであると教育され、パレスチナ人を捕え叩くことに何も感じなくなってくる。
かつてのユダヤ人が虐げられさげすまれ唾を吐きかけられていたように 
そしていつか鬼になる
 
そしてそれを見捨てていた世界 見て見ぬふりをする国際社会がある
 
兵役を終えたイスラエル兵たちの中には、自分たちのしてきたことを自分の子供に、自分の親に話すことができず、精神的に病んでいくものもいる。これは戦時中の日本戦後の日本でも同じようなことが起きていた。今も各地の紛争地域では同じことが起きている。そして孤立し、病みその中で育てられ。それでも人間が生まれ、苦しみもだえる それでも戦争を繰り返している。
 
そんな中でも人間は殺し合うものではないと言い続ける人たちがいる
 
歪んだ思想が歪んだ方向へと進んでいく世界 それを止めていく人たちがいる。
 
沈黙を破る イスラエル兵が立ち上げた団体 今のイスラエルは間違えていると言い続ける人たちがいる
 
 
 
 

 

紀元前の頃から、宗教が生まれ、ユダヤ教が生まれ キリスト教が生まれ イスラム教が生まれてきた 
ユダヤ人がさげすまれ、人種により差別があり、宗教により差別があり、人が売り買いされていた時代があり、虐殺される歴史があり世界は日々変わり続けている 
 
あの時のあたりまえが今では信じられないものとなっていることもある
 
日本の歴史 世界の歴史は少しずつ変わっていっている。
そして人々は同じ方向を向き、同じ思いとともにある。
自身に問いかけ生きていく道をきめていくはずなのに、ゆがんだことを正しいと思う時代もある 
 
そして、同じ過ちを何度も繰り返す。
なぜそうなっていくのか。
相手を完膚なきまでに叩きのめしたところで、自身の国も亡ぼすのに 自身の国の人々の精神を病ませて未来を奪うのに
なぜ戦争は起き続けて人は殺し合いをし続けるのか
 
わからない
そんなとき
社会福祉士会の会長に話しを聞く機会があった
 
刑務所をでた人たちの居場所をつくる支援をしている
その仕事について
比較しない 否定しない 寄り添い 孤独にしない 縁を大切に
と話していた
 
社会福祉士の営みはこうであるという理念のもと ゆるぎない理念の基 たんたんと孤独にしないことの大切さと語っていました 信頼 理念 孤独にさせない強い意思 
 
孤独 マザーテレサも同じように話をしていたはず 世界共通の社会福祉の理念 「孤独にしない」
社会の歪みを構造を一つ一つ拾い だれも孤独にさせないように勧めていく。
時間はかかる。 
丁寧に丁寧に… 愚直に真剣に真摯に
調整していく仲間を作り縁を大切に 知識をつけて 社会に立ち向かう
たんたんと 持つべき知識と持つべき人脈と 持つべき愛情を最大限に使って
一つ一つ丁寧に
 
孤立させない
そんな簡単なことでいいんだ
 
 
簡単なことではないんだけど
話を聞いていて
 
今までの悩みに 答えが見つかったような気がした
 
 
 
第二次世界大戦後の世界は、戦争で人を殺し人を殺されめちゃくちゃな時代だった。生きていくのが精一杯であった。今おじいちゃんおばあちゃんとなって、ストレスにより依存症になった人もいた。そんな社会が育てた子供が愛に飢え、育ち また愛に飢えた子たちを育てる。負の連鎖が起きる。また戦争が起きている。恐怖に怯える、目の前で人がまた死ぬ。でも生きていく。あきらめることなく小さなことを続けていき、この子供たちを助け、救い、社会を構成させていく 
孤独な人をつくることのないように
 
日本にも社会福祉士会に名を遺す素晴らしい偉人たちがたくさんいた
 
そんな人たちがいたから、今の日本がある。今あるここにある世界をさらに良くしていこう、
一つ一つのコミュニティーを作っていこう、
一つ一つの縁を大切にしていこう、
一つ一つのものを
一つ一つのことを
一人ひとりの人を大切に
小さなことから、大きなことを作り上げていくそれが大切だとさらに感じました。
 
きっと戦争の傷跡は百年たってもなくならない
ゆるせない人、人種、考え方のひとがいる限り 負の連鎖は永遠に続いていく
 
だけど負の連鎖を少しづつ断ち切っていく人たちがいることを知り、心が少し軽くなりました 
認定社会福祉士を目指していき、知識を理念をそして調整する力を手に入れていきたい