昨年の4月1日、糖尿病性ケトアシドーシスで自宅から救急搬送。
1週間入院。
退院して帰宅してすぐに向かったのは冷蔵庫。
「ビール冷えてないの?」

ニヤニヤ
B型肝炎→肝硬変(代償期)
2年前より糖尿病併発。

ビールが自宅にないと手が震えソワソワと落ち着きがなくなるので常に箱買い。

5月から旦那さんに異変。

食べない、風呂に入らない、着替えない、外出しない。

5月17日から記録を始めました。



上から朝昼晩の食事内容。
☓〇はインスリン注射をしたか。
今みても酷い内容。

次週



朝、何なら食べられるか聞くと
インスタントラーメン。
キレそうになったけど食べないよりましと。その後全く食べず36時間後にバナナ一本。

次週



まだ外出もしていません。
風呂に入らなかったのは15日間。
5月30日にやっとパジャマをやめてジャージー部屋着に着替えさせます。
6月1日、自らシャワーを浴びました。
しかし6月11日から再びシャワー、外出をしなくなりました。
6月15日、謎の下痢が始まります。
市販薬を飲ませても止まらず。

6月21日、体重が5キロ減ってることにきづき、嫌がる旦那さんをタクシーで病院へ。糖尿病からくる下痢とわかり薬をもらったらピタリと下痢が止まりました。
(部下さんたちの食事会につきそうときは密かにバックに紙オムツやお尻拭きをしのばせていました。)



ホッとしたのも、つかの間、6月29日、旦那さん、ぎっくり腰。

その後、良くならないまま
7月7日の晩から寝たらすぐに
こむら返りが起こるように。

毎晩毎晩、睡眠がとれません。


漢方薬を買ってきて飲ませました。
10日ほどで酷いこむら返りはストップ。

と思っていたら、7月19日、Xデー。
海外の方との接待に夜、いきなり新宿に行ってしまい、夜中に部下の方に抱えられタクシーで帰宅。
で最悪の事態。





6月の検査結果が最悪だったのにも関わらず飲酒をやめない。
頭がおかしくなってしまったような言動が増えていて本当に怖かった。

すぐに、「肝移植をすればいいんだ、いい医者につてがある。」

は?医者がいてもドナーがいなきゃできないよ。
もう旦那さんは62歳、親は亡く、長男さんは知的障害者、次男さんとは絶縁、兄姉は70歳近くてお兄さんふたりとは疎遠、お姉さんは67歳で20年間引きこもり。

私なら従妹だし血液型も同じだけれど、喘息持ちなうえ、私の子供たちが大反対するのは目に見えている。


6月の検査結果は

AST 112H
ALT 65H
γ-GTP 651H
総ビリルビン 3,8H

こんな数値でも、担当医師は飲酒をやめるように強くは言わなかった様子。
自己責任、ということなのでしょうか。


Xデーのあと、体調不良で会長との約束をキャンセルしたあと
7月24日の朝、みずから自宅での飲酒をやめると言ってきました。

それから7ヶ月が経ちました。
外食のときだけビール1、2杯は飲んでいますが、今日の大学病院での検査結果。

なんと肝機能がアップしたと言われたらしいです。
リックル配合顆粒というアミノ酸製剤を夏あたりから飲み始めたのもよいのかもしれません。

AST 30
ALT 21
γ-GTP 37
総ビリルビン 1,5

なんとすべて基準値になりました。
やればできるじゃん。。

しかし飲酒をやめたら食欲が逆にでてしまい、血糖値がなかなかさがりません。
食後血糖値が249
HbAIcが8,6でした。

旦那さん、白米をやめて、糖質の少ない玄米にかえることにしました。

野菜、きのこ、海藻類、野菜サラダは多めにと意識してますが、食後のアイスがやめられない旦那さん。

何でもダメダメじゃ生きている楽しみがないので、徐々に徐々にと考えています。




再婚してから勉強しました。

そうそう、6月にやったぎっくり腰は飲酒を減らしても治らず8月14日の記録には



あわや車椅子か、、
しかし9月に見つけた整骨院に通い、その後、整体に通って今は完治。

なかなかな新婚生活です(笑)


ただ、旦那さんは、具合が悪くてもなんでも私に対して暴言をはくようなことはなく、ただ弱るだけで、基本的にはいつも優しかったです。

今日も、雨で買い物に行くのが大変だからと、お弁当と私の好きなおはぎを買ってきてくれました。

考えたみたら、夫という人が自分のためにお弁当を買ってきてくれたのは人生初めてのことで泣きそうになりました。

前の夫は、鬼畜だったので
自分の周りが便利に調っていることしか考えてなかった、私は召使いでした。

お弁当を夕飯にって買ってきてもらったの初めてなんだ、ありがとう、言ったら旦那さん、ニコニコしてました。






とても美味しかったです。