ショパン&ラフマニノフ 最終話『永遠にともに』 | 宮澤智秀のブログ

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統合失調症中卒ニート

最終話『永遠にともに』


バディペンダントを手に入れたショパンとラフマニノフは、

最後にそのペンダントをお金に換えて、貧しい、ピアノを買えない人にピアノを与えることに使った。


『こんなペンダント、僕たちには必要ない!僕たちは永遠にともにいることは、何があっても変わらないから。だから、このペンダントで得られるお金で、ピアノを買えない人にピアノを与えてやろう』


『そうか。俺も同じことを考えていたんだ!やはり、俺たちは気が合うな!!!俺達を超える音楽家を育て上げることが最終目標だ』


ショパン『できるだけ多くの人にピアノの魅力を与えてやりたいんだ』



こうして、それを身に着けた人間2人は、永遠にバディとして存在し続けられるという魔力アイテム『バディペンダント』を売った金『5000億モル』で、50万人にピアノを与えてやることができた。


『ショパン。俺達はペンダントになんか頼らなくてもいい。お互いが信じているからな。永遠にともにいれると!』


『ラフマ!ピアノの素晴らしさは果てしない。そのピアノを伝えて、できるだけ多くの人に幸せになってもらいたい』


『ショパン。永遠にともに!』


『ラフマ。永遠にともに!』


2人は夕日の丘の頂上でお互い向かい合い、固く熱い握手をして、誓いあった。


これからもずっとずっとずっと一緒にいることを!


バディペンダントなんか不要だと2人は確信していた。


それぐらい2人の絆は強く育った。


『ラフマ。必ず僕達の夢を叶えようね!』


『当たり前だ!』


ショパンを超えるピアノ曲作曲家を生み出すこと。


ラフマニノフを超えるピアノ協奏曲作曲家とピアノ演奏家を生み出すこと。


この夢を。


必ず叶えたい悲願だ。 


ショパン&ラフマニノフは、いつまでも永遠にともにいるだろう。


必ず!


2人はすでに宇宙最高のバディだから。