仕事や家族や自分のこと色々書いてます

仕事や家族や自分のこと色々書いてます

頑張らなくても良かったんだね

私らしく生きて行こう。きっと上手くいくよ。
退院し、家に帰ってきました。


たった1週間離れただけだけど
すごく久しぶりな気がしました。




病院では隣のおばあちゃんか
「痛い、痛い」と夜中何度も叫ぶので


なかなか眠れなかったので


コタツに入るといつの間にか眠ってました。




そのとき、夢をみました。



息が苦しくて苦しくて

助けを求めたいのに声が出ない



周りに全身青い人が

たくさん集ってきて



助けを求めたいのに

体が動かない



苦しくて苦しくて意識が薄れ…



ハッと目が覚めました。



ドキドキしていました。



その時は、変な夢だと思ってましたが


後から考えたら


あれは手術中の出来事だと思いました!


手術室のスタッフは
青いオペ着を着て帽子からマスクも青


まさに全身青でした!


心臓が止まったときの苦しさを
身体が覚えていたんだと思います。


 心臓が止まった時の記事 ⬇️



退院してから3~4日くらいは頭が痛く



最低限の家事をして、あとは

ゆっくりしてました。



退院してから、毎日ポストを見てますが



病院からの請求書は一向に届かず



気になって仕方ないので1週間たってから



病院に電話してみました!



続く

予定通りの入院期間が過ぎ
退院の日になりました。


手術中大変なことがあったけど
その後の体調はよく、


経過も順調で退院が決まりました。


『9時頃には会計から連絡があるので
11時までには、病棟を出て下さい』と


退院の日の朝教えてもらいました。


薬をもらい、あとは会計の連絡を待つだけ…!


隣に入院していた80代の方は


9時すぎに、会計から連絡があり
退院されました。


私も、今か今かと連絡を待ちました。


9時半になり
10時になり
11時前になっても
連絡はありませんでした。





ナースステーションに聞きにいくと


「まだ連絡ないんですよ。次の入院があるので
下で待ってもらえますか?」との事


大荷物を持って


ナースステーションに挨拶をして


退院会計に行ってみました。


会計担当の方は


「桜木さんの会計は、、
あれ?まだ計算が出来てないですね。
ちょっとお待ち下さい」


暫くし戻って来ると


「手間どってるので、郵送で送りますね」
とのことでした。


手間どる??


それは、予定外の事態になり


緊急で検査したり、麻酔を追加したり
ICUに滞在したりしたからかな??


ICUって一泊いくらするんだろ


心臓マッサージっていくらするの?


もしや、予定額より
はね上がってるのー?


色んなことを妄想しちゃいました。


娘が迎えにきてくれて病院を出たら
太陽の光がまぶしくて「うわっまぶしい」
と、言ってました。


請求やいかに…


続く

主治医からの説明で、心臓が止まった

理由はわかりました。



先生からの説明を聞いて



ビックリしたり、感動したり





MRIの画像を見ながら
先生は少しトーンを落として


説明は続きました。



 前回記事の続きです




脳梗塞が4ヶ所できてるね



「4ヵ所も!?それは大丈夫なんですか?」



血管の中に異物が入れたから

どうしても梗塞はできるけど



桜木さんの場合心臓が止まったからね…



もっと出来てるかと思ったけど

4ヶ所で済んで、良かったよ。



なるほど…



手が痺れたり話しにくいはない?



はい、全然ないです。



じゃあこれからも気を付けて見てね



病室に戻り、窓から夜景をみました。



『昨日の今頃はまだ

目が覚めてなかったんだな』



この2日間の出来事を思いながら



水が飲めること

ご飯が食べれること

自分で呼吸できること

話せること

歩けること



そして

心臓がずっと動いてくれてること!!



その1つ1つ

全て当たり前じゃない

感謝すべきことなんだと思いました 



その翌日大部屋に戻り

点滴も一本になったので



体力を戻すべく一階に降りたり

病室をグルグル散歩しました。



手術翌日に体重を計ると

2日で二キロおちてましたが



それ以上に落ちたと感じた体力!



一階に降りて歩くとすぐ息が上がり

自分でもびっくりしました。



頭痛は、3日目くらいまできつかったけど

日に日によくなり



予定通り退院できました。  



 ✳️動脈瘤が見つかった不思議な出来事


       ⬇️



主治医の先生がICUに来られ



手術中に心臓が止まったから

しばらくICUで様子を見ていたと

教えてもらいました。





昼には病棟に戻れて


夕方からはトイレ歩行可になり
尿の管も取れてスッキリしました。


前回記事からの続きです。




頭が痛く、軽く吐き気もしてたけど


窓があり外が見えるだけで
気持ちは晴れました。


19時になって「説明をするよ」と
主治医が呼びにきてくれて


点滴を4本ぶらさげて
ヨタヨタしながら移動しました。


MRIの画像を見ながらの
説明が始まりました!


「説明の前に、ちょっと教えて。
心臓が悪いって言われたことは
今までなかった?」


「はい、一度も言われた事はないです。
それが、今思えばなんですが、血流よくする薬
効いてなくて、入院してから4錠飲んだじゃないですか…あの後から、脈がいつもの倍になってたんです」


「あっそうなんだ


「手術が気になってドキドキしてるのかな…
って、思ってたけど、検温の度に脈が120、130
だったんですよね…」


「そっか、副作用が出てたんだね、、、
じゃ、早速説明するね!


これが桜木さんの動脈瘤ね…


この近くにカテーテルが到達した辺りから
急に脈が不安定になってね


更に進めて、ここでステントを広げた時


突然、心臓が止まってね…」


「えっこの場所で
心臓が止まったんですか?」あんぐり


「そう!本当にここだよ、ここ!


たまたま心臓内科の先生が
隣の部屋にいたからみてもらったり


緊急で検査もしたけど異常なくて
脈も復活したから、オペ再開できた」


「うわぁ…震えてきます」


「それで今日カンファレンスしたけど


桜木さんの動脈瘤は、ちょうど
心臓の神経の所にあってね


そこに異物が入ってステント広げられ
神経が反応したんだと思う


あとはさっき聞いた、薬で脈が頻脈になってた話それも絡み合ったと思うよ」


「こんな事も、あるんですね…」


「今まで何千件オペしたけど
一回もなくて、初めてだったよ」


「えー初めての事例ですか…!」


「いま思い返しても、本当に驚いた
桜木さんの手術はきっと一生忘れないな」
 

「なんか驚きと感謝でごちゃごちゃです。
本当にありがとうございました!」


まだ話しは続きました…


夕方6時だと思っていた時間は

まさかの朝6時でした!



いつの間にか手術から

15時間も立っていたのです!





7時になり、朝食が運ばれ

36時間ぶりに食事を摂りました。



お粥とお味噌汁、ジュースだったけど

とても美味しく感じました。



挿管後の喉の痛みも楽になり

声もいつもの声に戻りました。



前回記事からの続きです。




9時半くらいになって



主治医の先生が来られました!!



「おー桜木さん!

目覚めたんだね!体調どう?」



頭は痛いですけど、大丈夫です



「ICUだったから

ビックリしたでしょ」



はい、ビックリしました!



「手術は成功したから安心して



そうですか!良かったですー



「それがね、、術中に急に

脈が不安定になってね」



えっ そうなんですか…



それでね、、



心臓がいきなり止まったんだよ」



えっ、、心臓が止まった?!あんぐり



詳しくは、病棟上がって

画像見ながら説明するからね」



、、はい、わかりました不安



あまりの想定外な話に

軽くパニック



心臓が止まったって



そんな事が起こってたんだ、、



思わず自分で脈を確認

ドキドキしていました



続く