夏の匂いが少しする六月のある日。
台風の影響もなさそうだし久しぶりにカヤックでも行こうかと。
さて、南に魚でも狙いに行こうか。
否、もう始まってるかも知れないタコにいこうか?
いっしょに行ってくれる友達に相談してまだ早いかもですがタコを狙いに行ってきました。
さぁ、出撃!
おっとその前にイベント発生
お友達のH氏が新艇を購入したって事で
進水式です。
さぁ出発!
H氏の足漕ぎ艇。
気持ち良さげです。
さてタコの方ですが小一時間ほどやってみますが全く反応なし
雨の影響か水が随分濁ってるのが原因かも知れません
ようやくキタと思ったら
いっしょに来ていた友達二人はこんな時のようにマゴチを狙えるタックルを持ってきてます。
僕はタコのみで来てしまったのでやれる事は一つだけ。
その友達は狙い通り良型のマゴチやらプリプリのキジハタまで釣ってます
ぐぬぬ、失敗したかな~
いや、今日はタコや!タコを釣りに来たんや!
と折れかけた心を奮い立たせ頑張ります
すると竿先に確かな重み!
ヌボッと海底を剥がす感触
なかなかの重みが手に伝わってきます
軽くキロを超えてるでしょう。
心のなかで
『なぁっ!そやからワシはゆうたんや!そんなマゴチやら浮気しとるでタコ釣れやんのや。今日の勝者はワシや!ワシなんや!こうやって初志貫徹でやっとるとな、タコが釣れるん・・・』
ウミウシ?アメフラシ?
黒い墨どころか紫の何かを出してます、
しかもよく見るとダブルでかかってます、
んなアホな!
いやいやいや。
何かの間違いや
再びやってみると
どうやらこの5m下はウミウシの絨毯のようです、
こころなしか海水が紫色に見えてきました。
もしこの下にいる奴らが変形してエイリアンの幼体のように一斉に襲いかかってきたら
今日は勝者にはなれませんでしたが今月中には勝者を