本日(06/10)、日銀の黒田総裁発言でドル/円は大きく下落しました。

黒田総裁にしてみれば、このところの過度な円安進行が…
①環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の妥結に向けて障害になるのではないか
②総じて、日米関係強化の障害になのではないか
などといった思いがあったからこその発言であったものと考えられます。

本来、TPP交渉や日米関係強化などは日銀総裁の役割ではありません。
ただ、黒田氏はある意味で「政治家」であり「閣僚」のような存在でもあります。

だからと言って、黒田氏の発言が相場の流れを根本から変えることは断じてありません。
市場のことは市場が決めるのであって、そこは一種の「神の領域」です。

たとえ日銀総裁でも、神の領域にまで踏み込むことはできません。
理想の水準で相場を安定させようと企図することは“傲慢”です。

11日更新分の「外為LAB.」で、そのあたりの点に触れました。
http://gaitame-lab.com/index.php?mode=analyst&page=index&code=3

よろしければ、ご一読ください!!