コマツ(6301)
株価は、今年3月19日に2512円の高値を付けてから下落の一途を辿り…
6月4日には1711円の安値を付けるに至っています。
6月8日に中国人民銀行が3年半ぶりの利下げに踏み切ったことで
一旦は1977円までの戻りを見たものの
7月13日には1715円の安値を付け
6月4日の年初来安値と顔合わせする格好。
ここにきて中国の景気減速傾向が一段と鮮明になっていることで
関連とされるコマツの株価が弱含みとなることは致し方ないとも言えます。
しかし、実際のところコマツの中国向け売上比率は2012年3月期末時点で
11%に過ぎず、もはやコマツの業容は中国輸出に依存してはいません。
まして、今後は米州やアジア・オセアニを中心に
建設機械や鉱山機械の需要が拡大すると見込まれており
今2013年3月期の連結営業利益は前期比22%の大幅増が見込まれています。
また、業績好調を背景に今期の年間配当は48円の増配(前期実績は四二円)
となることが予想されており
前記の年初来安値を基にした配当利回りは2.8%という好水準になる計算。
もちろん、市場があくまで中国関連と見做している以上
中国景気が立ち直ってこないことにはコマツの株価も
本格上昇には結び付きにくいのかもしれません。
ただ、その中国景気が今後の政策対応によって
徐々に上向いてくるとするならば
現時点での株価は割安に過ぎる水準であり
今後の上値余地は大きいと考えていいのではないでしょうか。