先週末(22日)のNY市場で、ついにドル/円は一目均衡表(日足)の雲上限ならびに89日線を上抜けてきました。
周知のとおり、メリルリンチがシンガポールの政府系投資機関(テマセク・ホールディングス)から50億ドルの資本注入を受けることが報じられたことがNY株高、ドル高の一因。
また、シティグループなど米銀3行が米財務省主導によるSIV救済基金計画を見送る方針が伝わり、資金のひっ迫状況が峠を越えてきた!?との感が強まったことも買い安心感を誘いました。
さらに、発表された(米)11月の個人消費支出が前月比1.1%増と、3年半ぶりの大きな伸びになった=(米)年末商戦の出だしは好調だったことも市場参加者のリスク許容度を高めることに一役買っています。
ドル/円が一つの節目を上抜けてきたことで、当面のターゲットは6月高値=124.12円から11月安値=107.20円までの下げ幅の半値戻し=105.50円前後ということになりそうで…。仮に、同水準を上抜けてくると次は10月の高値=117.91円がターゲットということになりそうです。
もちろん、一足飛びでドル高・円安方向に向かうことはなさそうですが…11月の安値=107.20円が8~9ヶ月(マイナー)サイクル安値と認識されることを前提にすると、08年3月ぐらいまでは基本的にドル高・円安の時間帯と認識しておくことが必要になる可能性もあります(場合により、その時間帯は1~2ヶ月程度に留まる可能性も…)。