市場では信用収縮へのリスクが一気に後退しており、昨晩のNYダウは一時1万4115.51ドルと史上最高値を更新。いきおい、円売り安心感も復活しつつあるようです。
ただ、昨晩はトリシェECB総裁が「強い米ドル政策に対し非常に注意を払う」、「ユーロは国際的な役割を担うキャンペーンしてない」と現状のユーロ高に対して懸念を示したことからユーロ/ドルが売られ、連れてユーロ/円の頭も押さえられる格好となりました。
小生は昨日、11:00台にユーロ/円が164円を超えてきたのを確認し、即座に買いを入れました。その後、23:00台には165円台に乗せる場面も見られましたが、一気に突き抜ける感じが出てこなかったことから、164.85円で利益確定。まあ、こんなもんでしょう…。
昨晩発表された(米)ISM製造業指数は、昨日更新したマネーパートナーズのコラムで指摘したとおり、市場の事前予想を下回る52.0という結果でした。さほど材料視はされなかったものの、週末発表の(米)雇用統計も「事前予想には達しないのでは…」との思いが強まります。
昨日は上昇したドル/円ですが、依然として8月23日高値と9月13日高値を結ぶレジスタンスに上値を押さえられている状態で、長らく続いている三角保ち合いの状態が今週末あたりまで続く気配は濃厚になってきました。
個人的には、いまだに保ち合い下離れの可能性を捨てられず…。ドル/円に関しては、雇用統計の発表まで様子見するのが賢明なのではないかと思っています。
なお、幾度も指摘していますがユーロ/円については8月8日の高値=165.39円が重大なフシ目。仮に、同水準を明確に上抜けてくるようなことがあればサプライズなのですが…個人的には少々難しいのかな~と感じています。