ユーロ/円、豪ドル/円ともに、抜くに抜けなかった89日線を上抜けてきました。

昨晩はNYダウも99ドル高となり、市場では信用収縮への懸念がだいぶ後退してきている模様です。

今後、ユーロ/円は8月8日の高値=165.39円、豪ドル/円は8月9日の高値=103.64円までの上昇余地が見込めるものと思われますが、昨晩のNYダウ上昇の理由が理由だけに、今夜あたりは利益確定の売りが出てくる可能性も否定はできません。せめても、本日の日経平均株価の上昇(+396円)が、NY市場に一段の安心感をもたらしてくれればいいのですが…安易な上昇期待は禁物でしょう。

「いつ、また足をすくわれることになるとも限らない…」というのが大方の市場参加者のホンネでしょうし。

事実、ユーロ/ドルは本日も一時的に最高値を更新(1.4165ドル)し、ドル売り圧力は相変わらずのようです。昨晩発表された(米)8月の耐久財受注額が7ヶ月ぶりの大幅減少となったことは、企業部門の活動にブレーキがかかった可能性を臭わせるものであり、どうしてもドルの上値は押さえられがち…。ドル円の上値が限られると、やはりクロス円の上値も限られてきてしまうでしょう。

今晩と明晩は、日米欧の重要な経済指標の発表が目白押し。それぞれの数値に市場がどのような反応を示すか…注視しておきたいところです。