先ほど発表された9月の機械受注統計は-7.4%(前月比)と低調でした。
7─9月期の実績は、前期比-11.1%となり、2四半期ぶりに前期比減少となりました。
もともと、4-6月が+8.5%(前期比)と好調だったことから、その反動が7-9月期には現れると言われていただけに、大したサプライズもありません。市場参加者も、そこのところは十分理解しているようで…日経平均株価の下げ幅も限られています。
周知の通り、むしろ問題なのは10-12月期がどうなるか…。
結局、10─12月期の見通しは+5.7%(前期比)~とりあえず、可もなく不可もなくといったところでしょうか。
今期通期の業績予想を上方修正する企業も数あり、現時点で9月中間期の全産業ベースでの経常利益は前年同期比+16%程度といわれていますが、それにしては市場、社会のセンチメントが低すぎる…。
先日発表された景気動向指数の「先行指数」が20%というのも、ちょっとどうなの?という感じです。
市場のセンチメントが低下し、株価の上値が必要以上に押さえられている状況にあって、日銀サイドがやたらとフォワードルッキングな発言に終始していることも気にかかります。円安を牽制したい気持ちは分かりますが、足元の景況が足踏みを続けている限り、欧米諸国と金利差が拡がるのは仕方のないこと。一時的な円安をいたずらに危惧して警戒発言を繰り返していると、逆に利上げの機会を逸することになると思うのですが…。
最近の福井さん、筆者にはちょっとわからない…。