「米クルーズ会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが保有する世界最大の豪華客船「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」が完成し、4月29日に英サウサンプトン港に入港」。
テレビのニュースなどでも取り上げていましたね。
「全長約340メートル、海面からの高さ34メートル、総トン数15万8000万トンと、現時点で世界最大の豪華客船で、乗客定員は3600人以上。2年前に就航した「クイーン・メアリー2世号の15万1000トンを上回る。
デッキは15層からなり、船内にはレストランや映画館、プール、ダンスフロアのほか、サーフィンができる波プールやロッククライミング施設、アイススケートリンクなども備える。乗組員数は1300人以上が乗船し、ゲストをもてなす」。
豪気なことで、それはそれで結構なのですが…。
前回ご紹介した「投資の心理学」という本に、こんなくだりがありました。
「景気が上向くと、不況の時代には作られなかったような豪華客船が必ずあらわれ、乗船客は自分が特別な人物になったかのように感じるものである。設計・建造された客船は、まるで『海上都市』とてもいえるほど大きなものとなる」
~筆者は、これをバブルの象徴であると言いたいわけで…。ついでに、こんなくだりも。
「(バブルの象徴の一つと思われるものが)いわゆる高層ビル現象だ。驚くようなデザインや土木技術を駆使した高層ビルは巨額の資金・資源を要し、そのため超強気相場の最後の贅沢となるのである」。
今日届いていた総合経済誌「FACTA」(創刊号)では
「『バブル』の終わりの始まり」というテーマで特集が組まれており、
その一例として
①六本木交差点のすぐ裏にある一等地の競売が落札された(バブル期の地上げを彷彿とさせる…)こと
②日本ベンチャー協議会(会長はフルキャストの平野社長)という信用膨張の場に、ライブドアショック以
降、陰りが見え始めていること
③いわゆるグローバル・キャリー・トレードの巻き返しが起こり始めていること
などを挙げています。
ウォール街の格言にもあるように
「強気相場は幸福のなかで消えてゆく」のでしょうか??