FM大阪でもお話しました

「サザエさんと株価の関係~行動ファイナンス入門」(吉野貴晶著)新潮新書

 

なかなか興味深いネタが満載で、オススメですぞ。

なかでも、筆者が一番興味を持ったのは「第11話:満月で興奮し、梅雨で消沈す」。


「月や太陽との位置関係が人間の心理や行動に影響を及ぼす」という見方に対してあらためて検証しているのですが、確かにあり得ることだな~とフン、フン…感心したりします。


そもそも、相場のテクニカル分析手法の多くが「西洋占星術」を考え方の基礎としていることはよく知られている話ですが…。

ある研究者によれば「太陽系の惑星の公転周期は(フィボナッチ数列比であるところの)1.618の比率で拡大していることがわかる」とのこと。さらに、阪神淡路大震災や福知山線の脱線事故などが起きた日時というのもも、占星術上では良くない出来事が起こる凶の時間帯であった…とのことです。


残念ながら筆者は、西洋占星術をイチから研究する気力を持ち合わせませんが、ご興味がおありの方は一度、その世界を覘いてみるのも一考でしょう。


行動ファイナンスの新書を手に入れたついでに、以前、購入した「投資の経済学」(ローレンス・E/リフソン&リチャード・A・ガイスト著/東洋経済新報社刊)を読み直してみました。

これも、やはりオススメです。

 当たり前のことではあるのですが…。

 以下の指摘にはうなずかれる方も多いのでは。


 (引用) 「マーケットにおける取引には必ず買い手と売り手が存在するわけ   であり、 取引が行われるたびに、どちらかが間違いを犯しているわけである」


 「マーケット参加者は必ず間違いを犯すのであり、間違いの意味を理解することこそが成功への鍵なのである」


 とにかく、示唆に富む多くの指摘が投資家を励まし、次なる成功へと導いてくれますぞ。